日帰り登山へGO! > 山梨県の山 > 御坂山・黒岳(天下茶屋から往復)
御坂山 みさかやま 標高1596m 国土地理院地図
黒岳 くろだけ 標高1792.7m 日本三百名山 御坂山地の最高峰 |
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Pスペースから御坂山頂を経て黒岳頂まで約2時間 | 山梨県南都留郡富士河口湖町/笛吹市 |
富士山、河口湖・西湖・精進湖などの北に、ほぼ東西に連なる御坂山地。御坂山、黒岳は河口湖の北にそれぞれ位置する御坂山地の一峰。黒岳は御坂山地の最高峰。御坂山と黒岳の鞍部にあたる御坂峠は古い鎌倉往還が通り、日本武尊もこの峠を越えて甲斐の国へ入ったという言い伝えがある。富士箱根伊豆国立公園に属す。御坂山の東、旧国道(現県道708)の通る御坂トンネル南側にある天下茶屋は太宰治が『富岳百景』を執筆した場所として知られる(現在の天下茶屋は再建されたもの)。 | |
中央自動車道河口湖→県道を経て国道137へ→新御坂トンネルの手前を右折、県道708に入り、天下茶屋方面へ→御坂トンネル前、天下茶屋付近の道路脇に駐車スペース(車7,8台分くらいのPスペース。W.C.あったのですが故障中使用禁止となっていたので、ココに到着する前に済ませておいた方が良いです。) グーグル地図 ※天下茶屋へ至る県道708は冬期閉鎖 |
【参照】 天下茶屋ホームページ(外部リンク)
2008.5. 蚯蚓出
![]() ①天下茶屋 県道708(国道137号旧道)御坂トンネルの河口湖側にあります。ここからの富士山はイイ眺め! |
駐車スペースは天下茶屋付近の道路脇にあります。(駐車スペースは数台分しかないので一応、他の登山ルートも考えておいた方が良いかもしれない)
登山口は 御坂トンネルの手前(河口湖側)、天下茶屋の道路を挟んで反対側にあります。
![]() ②登山口 まぶしい新緑の中を進む。とても清々しい! (登山口に入って少し進んだ所に太宰治文学碑があります。) |
![]() ③尾根上に出る(御坂トンネルの上の辺り) 〔旧御坂峠/清八山/天下茶屋下山道分岐点。 旧御坂峠の方へ進む。ここから御坂山地尾根上の道。 この先アップダウンが続く(そんなに激しいものではありません)。 道の両側には木々が生い茂り、景色を望むことが出来ませんが、 所々で富士山方面が開けます。 |
![]() ④道中、富士山を望む |
![]() ⑤御坂山山頂! 標高1596m◬3等三角点(点名:三坂峠) 小広い山頂。周囲は木々が立ち並ぶ。眺望無し。 |
![]() ⑥鉄塔の辺りも富士山がよく見えます! |
![]() ⑦御坂峠 〔黒岳・大石峠/黒駒・藤野木/御坂山・清八峠・三ツ峠/天下茶屋/新御坂トンネル・国道137・バス停〕分岐点 御坂茶屋があります(廃屋?)。周辺は木々に囲まれ展望はないが広い空間。 国道137(三ツ峠入口)からこの峠を越えて藤野木へ続く道は古い鎌倉往還の道。 その昔、日本武尊がこの峠を越えて甲斐の国へ入ったという言い伝えがある。 また、この辺りは戦国期、御坂城(北条方の山城)があった。 |
黒岳のほうへ少し進むと御坂天神の祠があります。
⑧ 御 坂 天 神 の 祠 |
![]() この石像はいつ頃のものだろう? |
黒岳山頂までもうひとふんばり!あと50分ほどです。(この先も軽いアップダウンあり)
![]() ⑨黒岳山頂! 標高1792.7m ◬1等三角点(点名:黒岳) 山頂は小広い |
山頂周辺は 木々に囲まれるが、 少し南へ移動する(2,3分)と 露岩の展望台があり 富士山側の展望が 広く開けます 黒岳展望台からの眺め 以下写真クリックで拡大します 拡大された写真クリックでさらに拡大します ![]() 富士山が目の前! ~南アルプスまで ![]() 富士山と河口湖 |
![]() 道中の花々 |
登山ルート
行き(Pから御坂山を経て黒岳まで)=2時間 返り(黒岳から御坂山を経てPまで)=1時間50分
🅿 (天下茶屋の近辺にPスペースあり。トイレあるにはあったが故障中で使用禁止となっていました。2008年5月現在)
↓約20分
〔旧御坂峠/清八山/天下茶屋下山道〕の道標 (御坂トンネルの上の辺り)
↓約25分 ここから黒岳頂まで尾根上の道、アップダウンが続く。
◬御坂山山頂! 1596m 小広い。周辺は木々が茂り展望はない。
↓約15分
鉄塔 富士山方面開け展望良い(ちょっと電線がじゃまですが・・・)。
↓約10分
御坂峠 広い空間地。古い鎌倉往還が通る。戦国期にはこの辺りに山城があった(=御坂城跡)
〔黒岳・大石峠/黒駒・藤野木/御坂山・清八峠・三ツ峠/天下茶屋/新御坂トンネル・国道137・バス停〕の道標
↓約50分
◬黒岳山頂! 1792.7m 1等三角点 小広い。展望はない。←約2,3分→展望台(狭い) 富士山方面広い展望
↓約40分(来た道を戻る)
御坂峠
↓約30分(来た道を戻る)
御坂山山頂
↓約40分(来た道を戻る)
🅿
新緑が映えてなかなか清々しい山行でした。御坂峠から黒岳の間にはカタクリの花がいたるところに咲いていた。2008年5月
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