日帰り登山へGO! > 群馬県の山 > 榛名山の側火山、相馬山に登る!

榛名山 はるなさん 日本二百名山 上毛三山  関東百名山
相馬山 そうまやま 標高1411m 榛名山の一峰で榛名山の側火山
駐車場から山頂まで約55分 群馬県渋川市(旧伊香保町)北群馬郡榛東村 地理院地図
二重式火山である榛名山の側火山。榛名山上部の東端に位置する。榛名山中最高峰の掃部ヶ岳に次ぎ2番目に高い山。山頂には黒髪神社があり、石祠・石碑・石像が多数並ぶ。信仰の山。古い文献には黒髪山くろかみやま、躑躅ヶ峰つつじがみねとも記されている。榛名湖から相馬山山頂までの間は榛名県立公園。
関越自動車道渋川伊香保→国道17を経て伊香保温泉方面へ→地方道33→伊香保温泉を通過したあとはカーブの連続する道となります。→榛名山上部に出て、ヤセオネ峠を過ぎると長〜い直線道路となります。左側に広いグラウンドが見えてきたらそのスグ手前の道を左折(「ゆうすげの道」と書かれた道標が左側に立っています)。右側に駐車場があります。あずま屋・トイレあり(ここの公衆トイレは冬期は閉鎖しているので、その場合は榛名湖畔南岸にある公衆トイレを利用。) グーグル地図

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2009.12.上.















































@駐車場の道を挟んだ反対側にある「ゆうすげの道
入口」から。〔スルス峠2.2km・ヤセオネ峠2.5km/
松之沢峠0.4km・榛名神社4.7km/榛名湖〕分岐点。
木道に入ってすぐの所で道が分かれますが、どちら
から行っても磨墨峠(スルス峠)へ辿り着けます。所要
時間も大差無いと思います。今回は右折。
右折するとすぐに写真Aの地点に出ます。

Aちょっとした広場です。ここでも道は
2つに分かれています。
磨墨するす峠へは真っ直ぐ。
(右の方の道へ進むと松之沢峠付近の登山
口に出ます。帰りはそちらから戻ってきました。
ちなみに、駐車場から車道を上がって行っても
松之沢峠に出ます。写真)

Bススキの生い茂る中を通る細い道を進んで行くと、
また小さな広場に出ます。「スルス峠」方面へ。
(ここから、ゆうすげの道を離れます。)
ここから100mほど進むと次の写真Cの地点に出ます。
そこから登山道は関東ふれあいの道となります。

C外輪山の稜線上に出る
〔ヤセオネ峠1.6km
松之沢峠0.9km・榛名神社5.3km
ゆうすげの道0.1km〕分岐点。
相馬山へはヤセオネ峠方面へ進む。

D磨墨峠(スルス峠) 東屋アリ。東〜南方面の展望が開けます。後ろを振り返ると磨墨岩が、
進行方向には相馬山が見えます。この先しばらく進むと、道は木の階段、石段となり、再び
木の階段を登り終えると赤い鳥居が見えてきます。(磨墨峠を過ぎると再び樹林帯の中の道)
E












〔ヤセオネ峠0.9km/相馬山/磨墨峠0.7km・榛名神社6.0km
分岐点。ここから相馬山山頂まで急登です。
(下山時注意!)
(慣れていれば大した事は無いのですが極端な高所恐怖症
 の人は恐いかもしれない。)

 F赤い鳥居をくぐり、
  自然石を組んだ石段を
  登ってゆくと、
  その先は鎖場と鉄ハシゴ。

↑G振り返ると木々の隙間から榛名富士が垣間見えます。
←H
鉄ハシゴを登り終えると鉄製の鳥居。
この先も石段とちょっとした鎖場があります。

(前回登った時はこの辺りにリスがいた。)

I















J
相馬山山頂  標高1411m
山頂は東西に細長く、黒髪山神社があり、他、石灯篭、石祠、たくさんの石像がところ狭しと並んでいます。

展望は東〜南〜西方面が開け、遠くに秩父山地などが見えます。他方面は木々が生い茂る。
K










 

















L相馬山からの展望   富士山が幽かに見えたのですが写真にはうまく写っていなかったのが残念。
M
西方面、木々の隙間から浅間山がチラッと見えました。
関東平野の北西端に位置する前橋、高崎方面の街並みも見渡せるのですが、今回は薄い雲が広がり、よく見えませんでした。他、山頂東端の木々の隙間からは赤城山がチラッと見えます。

下山は、磨墨峠の先の分岐(写真C)まで往路を戻り、そこからは、行人洞と磨墨岩に寄って、そのあと松之沢峠方面から駐車場に戻りました。

N






上の写真Cの地点から松之沢峠方面へ1分ほど進んだ所に行人洞への入口があり、そこから
1分もかからない磨墨岩の根元にあります。洞窟の中に石像が数体。
O行人洞を見たあと、
今度は磨墨岩に登る。

行人洞入口から
松之沢峠方面へ
進むとスグの所に
磨墨岩岩上への
登り道があります。
急登のあと
鉄ハシゴで
岩上に出ます。
所要時間は
4、5分ですが、
岩上は狭く、
切り立っていて
足元も不安定。
危険・要注意。
P










磨墨岩の上部は岩が2つに分かれていて、鉄ハシゴを登り終えると、この2つの岩の間に出ます。両岩とも下は切れ落ちているので危険です。くれぐれも油断しないように!

←片方の岩の上に天狗の石像。展望はGood!
 
磨墨岩からの展望 写真クリックで拡大
拡大された写真をクリックするとさらに拡大



磨墨岩を下り、磨墨岩を左にしながら道を進んでゆくと外輪山を結ぶ稜線上の道となります。ゆるやかなアップダウンを経てベンチのある地点を過ぎ、最後に木の階段をしばらく下ってゆくと車道に出ます。磨墨岩から車道に出るまで約20分。

Q






R
車道に出る。
〔松之沢峠0.1km・榛名山4.5km/ゆうすげの道0.2km/スルス峠0.8km・ヤセオネ峠2.4km〕分岐点。

道標の指し示す「ゆうすげの道」方面へ車道を下りて行くと、左に駐車場が見えてきます。(ここから駐車場まで約3分)

登山ルート
行き=約55分  帰り(行人洞・磨墨岩に寄ったあと松之沢峠方面から駐車場へ戻る)=約1時間10分

駐車場(広いグラウンドの横にあります。トイレありますが、冬期は閉鎖しています。東屋アリ。)
分岐「ゆうすげの道入口」から。〔スルス峠2.2km・ヤセオネ峠2.5km/松之沢峠0.4km・榛名神社4.7km/榛名湖〕 写真@
↓約15分 ススキの原っぱの中を行く。 写真AB
分岐〔ヤセオネ峠1.6km/松之沢峠0.9km・榛名神社5.3km/ゆうすげの道0.1km〕 写真C
↓約15分 ヤセオネ峠方面へ。すぐのところに磨墨峠(東屋アリ。展望アリ。写真D)。
赤い鳥居 分岐〔ヤセオネ峠0.9km/相馬山/磨墨峠0.7km・榛名神社6.0km〕 写真E
↓約25分 ここから急登。鎖場・鉄ハシゴあり。 写真FGHI
相馬山山頂! 標高1411m 黒髪山神社・石灯篭・石祠・石像多数  展望良し。写真JKLM
↓約20分 往路を戻る
赤い鳥居 分岐〔ヤセオネ峠0.9km/相馬山/磨墨峠0.7km・榛名神社6.0km〕 写真E
↓約10分 往路を戻る
分岐〔ヤセオネ峠1.6km/松之沢峠0.9km・榛名神社5.3km/ゆうすげの道0.1km〕 写真C
↓約1分 松之沢峠方面へ。
行人洞入口 写真N ←約1分/約1分→行人洞
↓約0.5分 松之沢峠方面へ。
磨墨岩岩上への入口 写真O ←約3分/約5分→磨墨岩岩上! 天狗の石像があります。展望良し。 写真P
↓約20分
車道に出る(地方道28号) 写真QR
分岐〔松之沢峠0.1km・榛名神社4.5km/ゆうすげの道0.2km/スルス峠0.8km・ヤセオネ峠2.4km
↓約5分 ゆうすげの道方面へ車道歩き
駐車場に到着!

ヤセオネ峠にも
相馬山への登山口があります。
ここから登ると
相馬山頂まで最短。
地方道33号線沿いに登山口。
(伊香保温泉から車を走らせてきた場合、
左側に登山口、右側にPスペース。)
トイレはありません。
・・・

3年半ぶりに再登。前回は観光ついでに登り、春ということもあったので、山頂に着いた昼過ぎには景色が霞んで遠望があまり利かなかったので、今回は気合を入れて早朝から登ってきました。さすがに、冬の晴天日の朝の榛名高原からの景色は最高でした。霧氷の景色の中に、朝日に照らし出された真っ赤な榛名富士が駐車場から見られ、とても美しかったです(後で、お土産屋に寄った時に聞いたのですが、霧氷は今シーズン2度目とおっしゃっていました。)。早速、霧氷に包まれた登山道を進み、さて、あっという間に着いてしまう相馬山山頂からの景色はというと・・・。ん〜、遠くの山々の山影はいま一つくっきりとしなかった。下山時に寄った磨墨岩岩上から見る榛名山外輪山内側の景色は見ごたえありました。下山後、車で移動、榛名富士・蛇ヶ岳・二ツ岳も登りました。(2009.12.)

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榛名山の中央火口丘=榛名富士・蛇ヶ岳   榛名山の最高峰=掃部ヶ岳

榛名山の側火山=二ツ岳(雄岳・雌岳)   帰りは伊香保温泉に寄りました。

山と高原地図

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