日帰り登山へGO! > 神奈川県の山 > 明神ヶ岳 (最乗寺から登る!)
明神ヶ岳 みょうじんがたけ 標高1169m 北麓に大雄山最乗寺 国土地理院地図 |
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駐車場から頂上まで約2時間30分 | 神奈川県南足柄市/足柄下郡箱根町 |
箱根火山の古期外輪山のうちの一峰。箱根火山中央部の神山から見て北北東に位置する。稜線上西方に火打石岳、金時山、南東方に明星ヶ岳へと続く。『新編相模国風土記稿』によると、山頂に明神が祀られていたのが山名の由来という。麓の周辺地域により狩野山、塚原山とも呼ばれた。山頂は広く、南西側の斜面にはカルデラ壁の様子が顕著にみられる。箱根火山のカルデラ内を広く見渡せ、中央火口丘の神山・駒ケ岳も大きく、また、西方には富士山も望める。北麓に室町初期開山の大雄山最乗寺がある。富士箱根伊豆国立公園に属す。 | |
最乗寺(さいじょうじ):曹洞宗。山号は大雄山。本尊は釈迦牟尼仏。応永元年(1394年)開山。創建は了庵慧明(りょうあんえみょう)。 | |
東名高速道路大井松田→地方道78→県道723→最乗寺 グーグル地図 |
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① お土産屋が道の両脇に並ぶ、 道了尊バス停からさらに奥、 駐車場への案内板に従い 急な坂を上がった所の 一つ目の駐車場に車を停め、 その奥にある「参道順路」の 案内板のあるところから 登山口へ向かいます。 |
② 駐車場を下りて 「参道順路」の矢印の方へ 石段を上がって行くと、 赤い大きな鉄下駄が 見えてきます。 そこを左折すると 明神橋があります。 |
③ 明 神 橋 |
駐車場から約3分。 明神橋のところに道標と案内板が あり、ここが明神ヶ岳への 登山口となります。 橋を渡ったところから登り道。 (場所としては、本堂正面の石段を ずーっと真っ直ぐ下りて行った所。) |
④ 明神橋から一通り登ると一旦なだらかな道となり、 12体のお地蔵さんが現れます。 朝日の木漏れ日の中を歩いているちょうどその時、 最乗寺のほうから太鼓と法螺貝(ほらがい)を吹く音が 聞こえてきて、とてもイイ感じでした! しばらくは樹林帯中の道。 |
⑤砂利道の林道を横切り、さらに登って行く。 |
⑥ 今度はアスファルト 舗装された 林道を横切ります。 その先、しばらく 登って行くと 明神ヶ岳見晴小屋 に到着。 |
⑦ 明 神 ヶ 岳 見 晴 小 屋 |
木々の生い茂る その切れ間から 丹沢山塊が 望めます。 ベンチあり。 明神橋から 約55分。 |
⑧ さ ら に 先 へ |
広々とした空間に出る。 |
→ ⑨ 神 明 水 |
この辺りから海が見えてきます。先へと進むともっと見えてきます! |
見 晴 小 屋 か ら 約 3 0 分 |
⑩ 振 り 返 る と 丹 沢 山 塊 |
ススキの原っぱを 過ぎると 再び樹林帯へと 入っていきます。 |
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道中には、その昔、観光開発に頓挫したなごりの、錆びたリフト支柱が幾箇所かで見られます。 |
⑪〔明星ヶ岳/明神ヶ岳/最乗寺〕分岐点 明神ヶ岳の方へ。もうひと登り! |
⑫箱根火山の古期外輪山稜線上に出ます。視界が 一気に広がり中央火口丘の神山・駒ケ岳が目の前に 現る。ここも〔明星ヶ岳/明神ヶ岳/最乗寺〕の分岐点。 山頂まであと僅かです! |
⑬ ▲ 明 神 ヶ 岳 山 頂 ! |
標高1169m 広い山頂、広い展望! 眺めGood! 展望案内盤もあります。 山頂部の南から西にかけての斜面には外輪山の火口壁跡が見られます。 神明水から約1時間。 |
ベ ン チ あ り |
明神ヶ岳 山頂からの展望! 写真クリックで拡大します → 拡大された写真クリックでさらに拡大 |
山 座 同 定 |
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⑭ 富 士 山 上 部 ア ッ プ ! |
明 神 ヶ 岳 か ら の 富 士 山 眺 望 も |
素 晴 ら し い |
⑮ 帰りは「奥の院」経由の ルートで下りました。 山頂から金時山方面へ 向かうと約10分で 奥の院への分岐。 〔最乗寺奥の院/ 矢倉沢峠・金時山/ 明神ヶ岳・明星ヶ岳〕 |
⑯「奥の院」経由のルートは、道中からの展望は全く無い。 外輪山稜線上を下り始めてから約1時間でアスファルト道に出ます。 |
⑰アスファルト道を横切ってから、 約5分で鉄塔。鉄塔の下をくぐる。 |
⑱ コンクリートの 小道が通る 場所まで来たら 最乗寺奥の院は もう、スグです。 そのまま 真っ直ぐ進むと 奥の院。 |
⑲ 最乗寺 奥の院 山バッジは 無いので、 代わりに お守りを購入。 |
⑳最乗寺「奥の院」からは、その正面の長~い石段(350余段あるらしい)を下ります。石段を下りて 左へ向かうと、赤い下駄がたくさん並べてある「御真殿」に着き、その正面の石段を下りたら左へ 曲って「結界門」をくぐります。左側に「洗心の滝」を見ながら「御供橋」を渡り、「本堂」の前に来た ら、その正面の石段を下り、その先にある碧落門から再び石段を下りると、朝に通ってきた明神橋 のところの赤い鉄下駄のある地点に着きます。 |
登山ルート 行き=約2時間25分 帰り=約1時間35分
P(大雄山最乗寺) 写真①
↓約55分 写真②③④⑤⑥
明神岳見晴小屋 写真⑦
↓約30分 写真⑧
神明水 写真⑨
↓約60分 写真⑩⑪⑫
▲明神ヶ岳頂 写真⑬
↓約10分 金時山方面へ進む。
〔矢倉沢峠・金時山/最乗寺奥の院/明神ヶ岳・明星ヶ岳〕分岐点 写真⑮左
↓約55分 写真⑮中・右、⑯
鉄塔の下をくぐる 写真⑰
↓約15分 写真⑱
最乗寺奥の院 写真⑲
↓約15分 写真⑳②①
P
前回登った時はガスって山頂からの展望がいま一つだったので再登頂してきました。箱根の駒ケ岳・神山、金時山に負けず劣らず良い展望です!麓には最乗寺という約600年もの古い歴史をもつお寺があり、早朝、山に登っている最中に林の中から法螺貝の「ブォォォ~っ」という音が聞こえてきたりするのは、なかなか良いです。最乗寺は紅葉でも有名なのですが、私が行った時はまだ色づき始めといった感じでした。杉の古木もたくさんあるので見所です。 2009.11.上.
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