日帰り登山へGO! > 群馬県/栃木県の山 > 皇海山(登山口までの栗原川林道は悪路です!)

栗原川林道が通行禁止となってしまい、皇海橋登山口からの入山は出来なくなりました。(2020.3.)

以下は栗原川林道が通行できた頃の記録です。


皇海山 すかいさん 標高2143.6m 2等三角点 日本百名山 関東百名山
🅿から山頂まで約2時間40分 群馬県沼田市旧、利根村)/栃木県日光市(旧、足尾町) 国土地理院地図
正保時代の図面に「サク山」という名で記されている。また、笄(こうがい:婦人の日本髪の髷まげに、横にさすかざり)に似ているところから笄山こうがいやまとも呼ばれた。この「コウガイ」が、「皇開」→「皇海」となり、「皇」が「スメ」と読めるところから、現在の「すかいさん」という山名になったという説があります。そして、当山の南東に庚申山という江戸時代に信仰の山として賑わった山があるが、この山の奥ノ院が皇海山だったらしい。皇海山の山頂はあまり広くなく、周囲は木々に囲まれ展望は殆んどない。日光国立公園のうち。日本百名山・関東百名山の一つ。
関越自動車道沼田→国道120→吹割温泉センター龍宮の湯」案内板に従い、信号を右に入るが、そのまま龍宮の湯迄は行かず、沼田市利根町振興局を右に見て進むと写真①の「とねしん」が見えてきます。この辺りから皇海山への道標がでてきます。(「キャンプの森」も途中まで道が一緒なので「キャンプの森」案内板も見えたら参考に)→栗原川林道(約20kmの悪路です。道幅狭く、落石・路肩崩壊の恐れアリ。自己責任での通行を促す看板が出ています。災害により通行止めになっていることもあるので役所などに確認を)→皇海橋両側に広い🅿。W.C.アリ。(林道走行時間は1時間強) グーグル地図 栗原川林道が通行禁止となってしまい、皇海橋登山口からの入山は出来なくなりました。(2020年3月)

2006.11.風蔦黄

(以下は、栗原川林道が通行できた時の記録です)

栗原川林道へ


 ①「とねしん」が目印。横の道へ入ります。
  この先、「皇海山」を指す道標を確認しながら進む。


 ②ここから栗原川林道
  ストリートビューで位置確認

悪路に突入!(災害により通行止めになっていることもあるので注意)


③注意看板!
 事故が起きても
 自己責任。
  覚悟して進む。

 ④分岐点。間違えない様に!

⑤岩盤をくりぬいただけの
  トンネル。先はまだまだ!

⑥林道からの景色。
 眺めは良いのですが
 林道は緊張の連続。
 そして、ゴールには
 なかなか着かない。
  ⑦紅葉が
   とにかく
   素晴らしかった
 

⑧分岐点。間違えない様に!🅿までもう少し!

🅿やっと駐車場!
  ホッと息が出る。

 駐車場は広いですが、
 皇海山はココから登るルートが
 一番短時間で山頂に辿り着くので、
 休日、紅葉シーズンなどは早く行かないと
 満車になってしまう。

登山開始!


⑩いざ、出発!皇海橋を渡ったら左へ。
  
(この先にもPあり)

  ⑪閉鎖された林道を進んでいくと
     道標が出てきます。

⑫駐車場から400m。
 この先、幾つかの沢を渡ったり、
 沢道を進んだりの登山道です。
 ここから皇海山山頂まで3.2km

⑬稜線のコル。
 〔皇海山/鋸山〕の分岐点。
  鋸山が目の前に見えます 。

皇海山山頂! 標高2143.6m
  山頂は狭く、木々に囲まれる。
  紅葉シーズンなので、狭い山頂はけっこう混みあっていました。








2等三角点(点名:皇海山)
「角」と「点」は昔の字体で刻まれています。

⑯山頂からの眺望は殆んどない。
木々の隙間からの展望。

国土地理院の三角点等の標高改定に伴い
写真に記されている標高を修正しました。

登山よりも栗原川林道の方が印象に残った!
日帰りでこの山を登るには、登山口のある皇海橋まで約20kmもの狭い悪路を行かなければならない。
落石と路肩崩壊の危険があり、自己責任で通行しなければならないこの林道は、未舗装の狭い凸凹道(コブシ大の石がごろごろしている所もある)で、坂道あり、所々に水溜りあり、その水溜りも深さが分からないので、運転には非常に神経を使う。
早朝なら、まず対向車はないと思いますが、午前中でも遅い時間だと、もう登山を終えて林道を下りて来る車もあるので出会い頭になった場合を考えて車の待避できる様な場所を確認しながら運転しよう。
距離も長いので、はたしてこの道で良いのかと心配になったが何とか到着。皇海橋🅿に着いた時にはホッとしました。
しかし、林道からの景色(紅葉)はきれいだった。キジ(ヤマドリ)も居た(今回も歩いて逃げて行った。しかも逃げ足が速い!)。
さて、山頂からの景色は木々の隙間からの眺望となり、今ひとつ。山頂は狭く混雑していた。稜線のコル辺りと、稜線のコル~山頂の間にある南側の開けた辺りが休憩をとるのに良いです。
帰りの栗原川林道はオフロードバイクが結構走っていたので見通しの悪いカーブなどは注意しながら走る。助手席の人は帰りが谷側になる(日本車・右ハンドルの場合)ので景色を満喫できます。2006年11月


登山ルート 
行き=2時間40分 戻り=1時間40分
皇海橋🅿駐車場 W.C.アリ 写真 (皇海橋渡った所にもPアリ)
両方とも広いですが紅葉シーズン中・休日など
早く行かないと満車になってしまうことも。
(長い悪路を進んでくる人がこんなにいるとは!)
時間50 400m程進んで沢(写真)に出てから
稜線のコル下辺りまで
沢沿い、沢道を登っていきます
〔皇海山/鋸山〕分岐 皇海山と鋸山の鞍部。鋸山側が開ける。 写真
50 暫く進むと開けた場所に出る。南側が遠望できる。
紅葉がきれいだった。
そこを過ぎると最後の急坂。
皇海山 2143.6m 2等三角点。点名:皇海山
展望は今ひとつ。写真

木々に囲まれ眺望はその樹間から。
1時間40 来た道を戻る
皇海橋🅿駐車場 到着!

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山バッジ     隣の庚申山から見た皇海山