日帰り登山へGO! 番外編 鹿島神宮レイライン 1.鹿島神宮から西南西へ延びるライン
鹿島神宮レイライン
パワースポットなのか?
1⃣ 鹿島神宮から西南西へ延びるライン
鹿島神宮-皇居-富士山-剣山(四国)-阿蘇山(九州)-男女群島
(鹿島神宮奥宮と富士山頂最高点を基点として線をひきました)
気になるのは、中央構造線とも近似していることだ。
古事記の国生み神話も絡んでいるようにみえる。
このレイラインの西端には伊邪那岐・伊邪那美が最後に産んだ島=両児島ふたごのしま(男女群島)がある。
(鹿島神宮の真西のレイラインのほうも西端に国生み神話に登場する隠岐の島がある。)
![]() 鹿島神宮レイラインと中央構造線・フォッサマグナ・糸魚川-静岡構造線 (各構造線のラインは大体の線です) 伊勢神宮・吉野の金峯山寺はレイラインからは離れているが、中央構造線上にある。レイラインと中央構造線の流れが酷似。九州においてもレイラインと構造線の流れはほぼ合致。レイラインの西端は古事記の国生み神話に登場する両児嶋(ふたごのしま)(男女群島)へ至る。レイラインの幅はどれくらいにすればいいのやら。ラインの幅を広げれば、かなりいろんな名所がレイライン上に含まれてくるのだが、細めのラインで検証。 (☞ 2⃣ 鹿島神宮からの真西レイラインはこちら) (☞ 3⃣ 鹿島神宮と、その周辺探索のページはこちら) |
![]() 鹿島神宮周辺 鹿島神宮を通って富士山へ向かう線は、海側は鹿嶋市の下津(おりつ)から入る。東の一之鳥居はレイラインから離れていた。高天原にある「鬼塚(鬼の首を埋めた地と伝わる)」はレイライン上だった。西の一之鳥居はレイライン近い。 鎌足神社は藤原鎌足(中臣鎌足)の 生誕地とされている神社だ(かつては大職冠神社、または大職冠鎌足社と呼ばれていた)。 中臣氏は鹿島神宮の神事をつかさどる家系。 (奈良県明日香村にも鎌足生誕の地と伝わる場所があり、大和郡山市にも大職冠鎌足神社がある。) 根本寺は推古天皇の勅命により聖徳太子が創建、高麗僧慧灌が開創と伝わる寺で、松尾芭蕉も訪れている。 常陸国風土記(8世紀前半に編纂)によると、天の大神の社(鹿島神宮)・坂戸の社(坂戸神社)・沼尾の社(沼尾神社)を合わせて「香島の天の大神」と記している。 鹿島神宮・坂戸神社・沼尾神社のそれぞれの境内と、鹿島神宮の南方にある神野向遺跡(かのむかいいせき)は、鹿島神宮境内附群家跡(かしまじんぐうけいだいつけたりぐうけあと)として国史跡に指定されている。 下津の海岸線から奥宮まで2.95㎞、拝殿まで3.3㎞。 (距離計算は地理院地図のツールの計測による) |
![]() 鹿島神宮境内 奥宮、拝殿を通り、大鳥居も抜ける。参道は富士山を意識して作られているのが明確だ。 レイラインは西南西へと突き進む。昔はココから富士山がよく見えたんだろうな。 参道の長さ、大鳥居の辺りから奥宮までの直線はなんと555m。ゾロ目だ! ちなみに拝殿の辺りから奥宮までの参道は奥参道といい、砂の参道。土の地面の上に、わざわざ砂を敷き詰めている。珍しい。奥参道の道幅は約10mで、古代の官道の道幅と同じだ。 奥宮 の裏約180mのところに要石(かなめいし)がある。 この要石は、地下にいる地震を起こす鯰(ナマズ)を押さえているという。 レイライン上の富士山といい、剣山といい、阿蘇山といい、鹿島神宮真西のレイライン上の中央構造線と糸魚川-静岡構造線の接点といい、その付近の諏訪湖といい、この要石の「地震ナマズを押さえている」という説話は侮れない。 鹿島の地は日本列島の要のうちの一つなのか!? 【外部リンク】👉常陸国一之宮 鹿島神宮公式サイト |
![]() 東京スカイツリー レイラインの作図においてラインの幅の設定を細めにしているので、スカイツリー、国技館は、実際、レイライン上とみなして良いかもしれない。そうなると浅草寺や亀戸天神もラインに近い。 ちなみに東京スカイツリーの建つ東京ソラマチ、とうきょうスカイツリー駅が、鹿島神宮奥宮からの距離がピッタリ80.00㎞だった!何か意味はあるのか? (鹿島神宮奥宮から浅草寺本堂までの距離は80.88で、「8」のゾロ目) 【外部リンク】👉 東京スカイツリー公式サイト 東京ソラマチ公式サイト |
![]() 東京都心部 細めのラインの設定でも、かなりポイントを突いている! 【外部リンク】👉 皇居(宮内庁公式サイト) |
![]() 皇居 レイラインは平川濠、北桔橋門の前、乾門を横切り、吹上大宮御所付近を通って皇居を抜け、英国大使館をも通過。 鹿島神宮奥宮から北桔橋門の南にある天守台の三等三角点(点名「本丸」)まで85.50㎞。 ちなみに天守台の三等三角点から富士山頂最高点までの距離を計ってみたらピッタリ100.00㎞だった! 偶然なのか!? 三角点においては意図的にジャスト100.00㎞地点を選んで設置したのであろうが、江戸氏、太田道灌、家康においては、よく、この地を選んだなという感じだ。たまたま要害の地に適した地が富士山頂から半径100㎞地点範囲だったのか?もちろん風水も考慮してこの地を選んでいるとは思うのだが、富士山頂からの距離をも考慮して、この地を選んだのだろうか? 当時の江戸の海岸線付近がたまたま富士山頂から100㎞付近だったのか?当時の距離の単位は「里(り)」のはずだから、ピッタリ100.00㎞の位置という概念は当時は無かったはずなので、余計に不思議(一里=3.9273㎞として、100㎞=約25.4里。ここまでの距離は「里」だと中途半端な数値だ。) 。 現在の場所にある天守台は、家康が築城して以来4度目に築かれたもので、3度目に築かれた天守閣が明暦の大火(明暦三年=1657年)により焼失した後に、その近くに築かれたものです。この4度目に築かれた天守台には天守閣は建てられなかったのですが、この天守台(現天守台)の場所が富士山頂からジャスト100.00㎞地点。 たまたま偶然100.00㎞地点に当たったのか?歴代の江戸城天守台も、富士山から半径100.00㎞地点にそれぞれ築かれていたのだろうか?(城内は広いので富士山から半径100㎞の範囲は広いが、そうなると、鹿島神宮-富士山のレイラインから遠ざかってしまう。広い城域の中で、なぜ、この地点が選ばれたのか?風水的にどんな意味があるのだろう。) ちなみに、皇居の南側、国会前庭北地区にある日本水準原点から富士山頂までの直線距離は99.00㎞です。 英国大使館からも99.00㎞でした。 (鹿島神宮境内の要石と富士山頂最高点を支点とすると、細い線でひいても皇居内の天守台と吹上大宮御所はぴったりレイライン上になる。) 日帰り登山へGO!番外編:皇居のページ |
![]() 明治神宮 上智大学-迎賓館-神宮外苑-国立競技場-明治神宮-代々木公園。 明治神宮は本殿からは離れるものの、境内、南池を通過。代々木公園はバードサンクチュアリ、噴水のある池を通過。 都内の都市計画において、確実に、皇居-富士山ライン(鹿島神宮-富士山レイライン)を意識して作っているように思う。 鹿島神宮奥宮から迎賓館までジャスト88.00㎞、神宮外苑までジャスト89.00㎞、明治神宮までは90.6㎞。鹿島神宮―富士山間のおおよそ真ん中に明治神宮はある。 レイラインからは少し離れるが、東京大学駒場キャンパスが鹿島神宮奥宮―富士山頂最高点間のほぼほぼ中間点。 【外部リンク】👉迎賓館赤坂離宮(内閣府公式サイト) 👉明治記念館公式サイト 👉神宮外苑公式サイト 👉国立競技場(日本スポーツ振興センター公式サイト) 👉明治神宮野球場公式サイト 👉仙寿院(日蓮宗公式サイト) 👉明治神宮公式サイト |
![]() 小田急小田原線 ここは凄い!代々木八幡駅から百合丘駅の辺りまでレイライン上に線路が敷かれている!特に小田急線の経堂~狛江駅間はピッタリと重なっている! これは、鹿島神宮-富士山レイラインを知ってて線路ひいたな。けっこう楽しんで都市計画をしていたのかも。 【大正12年(1923)小田原急行鉄道株式会社 創立、昭和2年(1927)小田原線全線 開業】 祖師ヶ谷大蔵-成城学園前駅間(世田谷区祖師谷3丁目、砧8丁目の辺り)が鹿島神宮奥宮からジャスト100.00㎞地点。 【外部リンク】👉小田急電鉄公式サイト |
![]() 丹沢山地 宮ケ瀬湖を抜け丹沢山地へ。丹沢山地最高峰の蛭ヶ岳山頂は少しレイラインから外れるが、許容範囲か(蛭ヶ岳北腹を通る)。檜洞丸は山頂部を通過。 蛭ヶ岳山頂(日帰り登山へGO!-蛭ヶ岳のページ) 【外部リンク】👉 ぐるり宮ケ瀬湖(宮ケ瀬ダム周辺振興財団公式ホームページ) 👉檜洞丸 青ヶ岳山荘公式ホームページ |
![]() 富士山周辺 山中湖の南岸、小富士の北側を通り、須走口登山道の六合目・御胎内の辺りを抜けて富士山頂最高点に至る。 富士山から西側は、白糸の滝・音止の滝のそばを通り、天子湖を抜ける。 鹿島神宮奥宮から山中湖まで170.00㎞、小富士の辺り180.00㎞、富士山頂最高点まで180.50㎞。 皇居(江戸城跡)の天守台から富士山頂最高点までの距離はジャスト100.00㎞です! 小富士(日帰り登山へGO!Ⅱ-小富士のページ) 【外部リンク】👉山中湖観光ガイド(山中湖観光協会公式ホームページ) 👉須走口登山道六合目 瀬戸館公式ホームページ 👉白糸の滝(ふじのみやNAVI 富士宮市観光協会公式ホームページ) |
![]() 富士山最高点 標高3776m レイラインは山頂部の久須志神社と富士山本宮浅間大社奥宮の中間を通る。 《富士山剣ヶ峯の三角点(二等三角点・点名「富士山」)と電子基準点(点名「富士山」)の間にある岩が最高点なので、地形図上に記された三角点と電子基準点の間を通るように線をひきました。富士山から西側の線は、鹿島神宮奥宮と富士山最高点を結んだ線の延長線です。》 こちらも参照!☞ 富士山最高地点(日帰り登山へGO!Ⅱ-富士山のページ・写真㉟) 【外部リンク】👉 富士山本宮浅間大社奥宮・久須志神社(駿河國一之宮富士山本宮浅間大社公式サイト) |
![]() 駿河・遠州 レイラインは鳳来湖(宇連ダム)を通過。鳳来寺のある鳳来寺山はレイラインから少し外れるが、許容範囲かな。 中央構造線は諏訪湖の南東・茅野市の辺りから南下、赤石山脈(南アルプス)の西側を通り、鳳来湖の東辺りでレイラインと合流したあと、三河國一ノ宮の砥鹿神社(とがじんじゃ)、豊川稲荷を通り、渥美半島の北縁・三河湾、知多半島、伊勢湾を抜け三重県へ入る。 【外部リンク】👉 駿河國一之宮富士山本宮浅間大社公式サイト 👉 鳳来寺山・鳳来寺(AichiNow 愛知県公式観光ガイドホームページ) 👉三河國一之宮砥鹿神社公式サイト 👉豊川稲荷公式サイト 👉法蔵寺(愛知県岡崎市公式観光サイト) |
![]() 紀伊半島 知多半島から伊勢湾を渡ったレイラインは、香良洲海岸(香良洲浦・香良洲漁港付近)から紀伊半島に入り、紀の川河口付近の和歌山下津港を抜け出る。紀伊国一ノ宮の日前神宮・国懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)・和歌山城はほぼレイライン上。 日本国創成期の頃の都が鹿島神宮レイラインに近いのは興味深い。 明日香村にも鎌足生誕の地と伝わる場所があり、鎌足を祀る談山神社(桜井市多武峰)もレイラインに近い。鹿島神宮とゆかりのある春日大社は、レイラインからけっこう離れていた。(春日大社の鹿は鹿島神宮からやって来た) 中央構造線は伊勢湾を渡り、伊勢神宮(豊受大神宮・皇大神宮)付近、金峯山寺(吉野山)の辺りを通り、金剛山(葛木神社)の辺りで再びレイラインと合流、紀の川河口へ抜ける。 紀伊國一ノ宮の日前神宮・国懸神宮(ひのくまじんぐう・くにかかすじんぐう)・和歌山城はほぼ中央構造線上、同じく紀伊國一ノ宮の仁生都比売神社(にうつひめじんじゃ)、伊太祁曽神社(いたきそじんじゃ)も中央構造線、レイラインに近い。 ※紀伊國は、仁生都比売神社と伊太祁曽神社と日前宮(日前神宮+国懸神宮)の3社が一之宮。 ※筑波国は古くは紀国(きのくに)と呼ばれていたというが(常陸国風土記)、西日本の紀伊国と何かつながりがあるのか? 【外部リンク】👉 伊勢神宮(豊受大神宮・皇大神宮)公式サイト 👉金峯山寺公式サイト 👉金剛山(葛木神社)御所市観光ホームページ 👉紀伊國一之宮仁生都比売神社公式サイト 👉高野山真言宗総本山金剛峯寺公式サイト 👉紀伊國一之宮伊太祁曽神社公式サイト 👉紀伊國一之宮国前神宮・国懸神宮公式サイト 👉和歌山城(史跡和歌山城公式ホームページ) |
![]() 紀伊水道 南海フェリーの航路がレイラインに沿っている。四国に至るまでは、中央構造線もレイラインと近い。 紀伊水道、ちょうど海のところが、鹿島神宮奥宮からレイライン直線距離555.55㎞のゾロ目地点。 南海フェリーはパワスポかも!? (淡路島はレイラインから離れるが、淡路島も鹿島神宮奥宮からの半径555.55㎞地点に入る。古事記の国生み神話でイザナギがイザナミに声をかけて最初に生まれた島が淡路島、古事記編纂当時の距離を計る単位はキロメートルでは無いので「5」のゾロ目になるのが余計に不思議。淡路島からGo!Go!Go!Go!Go!というという感じで大八洲(おおやしま)の国々を生んでいく。そう言えば、鹿島神宮の大鳥居の辺りから奥宮までの参道の直線距離が555mだった。なにか意味があるのだろうか?不思議だ。) 吉野川の河口付近は鹿島神宮奥宮から590㎞。 中央構造線は鳴門市役所、阿波國一ノ宮の大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)を通る。 【外部リンク】👉 南海フェリー公式サイト 👉阿波國一の宮大麻比古神社公式サイト 👉小松島ナビ(小松島市公式ホームページ) |
![]() 四国 レイラインは徳島県徳島市と小松島市の市境の辺りから入り、四国のほぼ中央を縦断。 四国山地とリンクしている。 四国は古事記の国生み神話で2番目に生まれた島!(伊予之二名島いよのふたなのしま) 中央構造線は鳴門市の辺りから四国に入り、大麻比古神社を通り、佐多岬半島の北側を半島に沿うようにして通る。 レイライン、鹿島神宮奥宮から小松島湾辺りまでの距離592㎞、剣山山頂まで642.00㎞。666㎞地点は何もなさそうな感じ。工石山の辺りでジャスト700.00㎞、愛媛県西予市野村町の何もない山の中が777.77㎞ゾロ目地点だった。地図に表記されていない何かがあるのかなあ。距離に意味は無いのかな? レイラインが陸地から宇和海に出る辺り(西予市明浜町宮野浦)で810㎞。 【外部リンク】👉 剣山(阿波ナビ・徳島県観光情報サイト) |
![]() 剣山(つるぎさん) レイラインは剣山山頂こそ通っていないが、剣山の北腹、剣山観光リフトの西島駅と西島神社を通過。 四国、特に徳島県には、「邪馬台国 阿波説」がある。また、「剣山のアーク伝説」というのもある! 剣山には失われたアークが隠されているという「アーク伝説」がある。レイライン上に何か重要なものがあるかも! 徳島県には「邪馬台国 阿波説」というのもある!謎多き“阿波国”徳島! 【外部リンク】👉劒山本宮劒神社公式サイト 👉剣山頂上ヒュッテ公式サイト 👉剣山観光登山リフト株式会社公式サイト � |
![]() 宇和海 西予市役所南東の予讃線下宇和駅を通り、大崎鼻の南東(西予市明浜町宮野浦)から宇和海へ出る。西予市明浜町のレイライン付近海側に真珠の養殖場多数。ここの真珠、気分的にパワー有りそう! レイラインは宇和海に浮かぶ沖無垢島を通って臼杵湾から九州に入る(大分県臼杵市)。 中央構造線は佐多岬半島北側を半島沿いに通り、別府湾の南側の辺りに入る。 ここでも一ノ宮の神社がある。 中央構造線と一ノ宮神社の関係は何なのか? 【外部リンク】👉 宇和島運輸フェリー公式サイト 👉豊後一の宮柞原八幡宮公式ホームページ 👉豊後一の宮西寒多神社公式サイト |
![]() 九州 臼杵湾から入った鹿島神宮レイラインは阿蘇山を通過。うまい具合に早崎瀬戸をすり抜けて男女群島の鮫瀬付近に至る。 このレイラインは九州を南北に分割する臼杵-八代構造線と大分-熊本構造線にからんでいる。 (臼杵-八代構造線は臼杵市から八代市へかけて通っていて、九州東側のレイラインとほぼ重なる。大分-熊本構造線は大分市から熊本市へ通っていて、阿蘇山の辺りからレイラインと重なり熊本市へ至る)。 ホント不思議! |
![]() 阿蘇山 狭義的には、阿蘇中岳火口の南側、砂千里ヶ浜を通過。 【外部リンク】👉阿蘇山(阿蘇市公式ホームページ) |
![]() 島原湾 レイラインは熊本の緑川河口から島原湾へ出て、宇土半島北側を通り、うまい具合に早崎瀬戸をすり抜け、天草諸島下島の通詞島、富岡港を通過。 阿蘇山から熊本市へかけてのレイラインは、大分-熊本構造線とほぼ重なる。 |
![]() 男女群島・鮫瀬 天草諸島から西南西約160㎞の辺りにある男女群島(だんじょぐんとう)。その最南端に鮫瀬という小さな島?というか岩礁がある。大きい方を大鮫(おおさめ)、小さい方を小鮫(こさめ)と呼ぶ。 鹿島神宮奥宮から富士山頂最高点を通る直線の先は鮫瀬の南側を通っていた!これぐらいだとレイライン上にあるといっても過言ではない。 古事記の国生み神話に登場する、伊邪那岐・伊邪那美が最後に産んだ島「両児嶋(ふたごのしま)」が、この男女群島と言われている! 古事記の頃のヤマト王権の縄張りの最西端がここということか? 藤原氏と関係のある鹿島神宮からのレイラインの最終地点として、なんと意味深な島だ! 鹿島神宮奥宮から鮫瀬まで計測してみたら、1217.90㎞でした。 この距離数には意味が無いように思う。 【男女群島は長崎県五島市に属す無人島。群島中、南端にある女島に海上保安庁の女島灯台が設置されている。全島溶結凝灰岩からなる。群島全体が国指定天然記念物。女島にある灯台の所在地は長崎県五島市浜町1256。男女群島は磯釣りで人気があるようです。】 (距離計算は地理院地図のツールの計測による) 【外部リンク】👉男女群島(文化遺産オンライン-文化庁公式サイト) 古事記 国生み神話 大八島国(おおやしまくに) 1⃣淡路之穂之狭別島あわぢのほのさわけのしま(兵庫県淡路島)、2⃣伊予之二名島いよのふたなのしま(四国)、3⃣隠岐之三子島おきのみつごのしま(島根県隠岐島)、4⃣筑紫島つくしのしま(九州)、5⃣壱伎島いきのしま(長崎県壱岐島)、6⃣津島つしま(長崎県対馬)、7⃣佐度島さどのしま(新潟県佐渡島)、8⃣大倭豊秋津島おおやまととよあきづしま(本州) 古事記 国生み神話6島 ①吉備児島きびのこじま(岡山県児島半島)、②小豆島あづきしま(香川県小豆島しょうどしま)、③大島おおしま(山口県周防大島の屋代島やしろしま)、④女島ひめしま(大分県国東半島姫島)、⑤知訶島ちかのしま(長崎県五島列島)、⑥両児島ふたごのしま(長崎県男女群島の男島・女島)。 ちなみに、この鹿島神宮レイラインをさらに西南西へ伸ばすと、東シナ海を抜けて中国の浙江省の舟山市、寧波市に着く。 鮫瀬から舟山市まで、ざっくりと600㎞。 鹿島神宮から舟山市まで、ざっくりと1818㎞でした。 |
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【外部リンク】👉地理院地図(鹿島神宮) グーグルマップ(鹿島神宮)
鹿島神宮レイライン。なかなか意味深なラインだ!日本においては最強のレイラインか?中央構造線上に建つ一ノ宮神社が多い!自分で線をひいてみてあらためて実感。古の人は中央構造線なんて意識してないと思うので、やはり構造線上には、何か見えないが、感じるエネルギーがあるのだろうか。でも、なんで鹿島神宮と富士山を繋ぐラインがこんなに意味ありげなのか?超不思議!