日帰り登山へGO! > 山梨県・長野県の山 > 編笠山(八ヶ岳) 観音平から登る!
【八ヶ岳やつがたけ】 編笠山あみがさやま 標高2523.9m 2等三角点 八ヶ岳の最南端 地理院地図 | |
観音平Pから山頂まで約3時間 | 山梨県北巨摩郡小淵沢町(現北杜市)/長野県諏訪郡富士見町 |
八ヶ岳最南端の峰。南八ヶ岳の一峰。山頂から北西に西岳、北東に権現岳・赤岳(八ヶ岳最高峰)、そこから北へ横岳・硫黄岳と、八ヶ岳の各峰々へ続く。山容が編み笠に似ていることが山名の由来。山頂の北東麓に青年小屋がある。八ヶ岳中信高原国定公園のうち。 | |
中央自動車道小淵沢→地方道11→(途中に「道の駅こぶちさわ」)→県道618(観音平への案内看板が出ています)→道の終点に観音平P(広い) 地図リンク→ グーグル地図 |
2007.11.金盞香
🅿の近くにグリーンロッジ富士見平があります。今回は冬季の為、開いていませんでした。
![]() ③雲海と呼ばれる地点 標高1880m 小広く、富士山方面が開けています。ベンチ2つ。富士見平の登山口から登るとココで合流します。 |
④ ゴ ロ ゴ ロ と し た 岩 を |
登 っ て ゆ く |
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⑤ 押 手 川 |
⑤押手川 標高2100m。 樹林に囲まれた中の広い空間。水は流れていなかった。「雲海」から約45分。
〔編笠山山頂/青年小屋/押手川展望台5分/観音平〕分岐
⑥ 木 々 は 真 っ 白 |
![]() 「押手川」を過ぎた辺りから一段と寒くなる。 木々は霧氷で真っ白!道中、振り返ると眺めの良さそうなポイントが あるのですが、雲がかかって見えませんでした。 |
⑦ 山 頂 が 見 え て き た ! |
![]() 樹林帯を抜け、ゴロゴロとした岩を登ってゆくと山頂。 山頂は広く、全面が岩くず。 山頂部は雲に覆われ眺望がなかったのですが、 数分だけ、雲が途切れた! すかさず写真を撮りました。 |
⑧編笠山山頂!
◬標高2523.9m 2等三角点 点名:編笠山
以下、写真⑨~⑬はクリックで拡大します
![]() ⑭天候に恵まれれば、山頂からは360度展望で、 スグ目の前に権現岳、その奥に赤岳、阿弥陀岳など 八ヶ岳の峰々、遠くに北アルプス、中央アルプス、 南アルプス、富士山、奥秩父の山々が見えます。 |
今回は一瞬雲が途切れて、富士山・南アルプス・中央アルプス方面が見えたのですが、北側は全く見えませんでした。もう少し待てば雲が取れるかと思い30分程待ったのですが一向に視界が晴れず、しかも風が強く非常に寒い!権現岳まで行こうと思っていたのですが青年小屋を廻って下山することにしました。
霧氷はとても美しかったのですが、どんより曇の下で目に映る景色は白黒の世界。水墨画のよう!なんか妙に寂しさと恐ろしさを感じ、早く帰りたくなる!
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![]() ⑮青年小屋。 編笠山と権現岳の鞍部。 〔権現岳/西岳/押手川/編笠山〕分岐 小屋はもう営業していなかったのですが 冬季小屋の方に入って休憩。 お湯を沸かしてコーヒーブレイク。 ペットボトルのジュースが凍っていた! |
【外部リンク】 青年小屋(北杜市観光協会ホームページ)
![]() ⑯青年小屋から権現岳を望む。 編笠山の南面より、北面から権現岳側の樹氷の方がきれいでした。 |
青年小屋からは編笠山の東側を通る巻き道を進み、「押手川」→「雲海」へと戻り、そこからは屏風山展望台の方へ下りました。
雲がかかっているのは山頂部だけだった。下に降りると良い天気。太陽って安心するなあ!
![]() ⑰屏風山 標高1649m 展望台となっている。 南アルプス方面が開けています。 観音平へ下りる道と、富士見平へ下りる道との分岐点。 富士見平へ下りました。 5万分の1地形図には、この辺りに三角点の記号があるのですが発見できず。 |
![]() ⑱富士見平 ここで車道に出ます。 展望良いです。展望案内盤もあるので山座同定を楽しめます。 |
![]() ⑲富士見平からの眺望 ここから観音平まで、緩やかな上り坂の車道を登っていきます。 途中に「延命水」があり、そのまま道なりに進むと約10分でP。 |
登山ルート 行き=3時間 返り=2時間30分
観音平🅿広い駐車場。近くにグリーンロッジ富士見平。富士山・南アルプスの眺望良い。〔編笠山・権現岳/八ヶ岳神社・三味線滝/ヒカリゴケ・小淵沢〕分岐点
↓約55分 編笠山へ向けて出発!
雲海 1880m 小広い。ベンチ2つ。富士山方面が開ける。〔押手川・編笠山/富士見平/観音平〕分岐点
↓約45分
押手川 2100m 樹林の中の広い空間。 〔編笠山山頂/青年小屋/押手川展望台5分/観音平〕分岐点
↓約1時間20分
◬編笠山山頂! 2523.9m 2等三角点 広い。360度の眺望。〔青年小屋・権現岳/不動清水・信濃境/観音平・小淵沢〕分岐点
↓約20分
青年小屋
↓約50分 編笠山の東側に通る巻き道を下り、直接「押手川」へ向かう
押手川 2100m
↓約30分
雲海 1880m
↓約20分 帰りは観音平へ直接向かわず、屏風山展望台の方を廻って下山しました
屏風山(展望台) 1649m 小広い。ベンチ3つ。南アルプス方面の眺望良い。〔富士見平/観音平/編笠山〕分岐点
↓約20分 屏風山からは、直接観音平へ向かう遊歩道もありますが、富士見平経由で観音平へ向かいました
富士見平 車道に出ます。展望良いです。展望案内盤アリ。
↓約10分 車道歩き。途中に「延命水」があります。
観音平🅿
登山口から編笠山を見上げると、山頂部分に雲がかかっていたのですが山頂に着く昼ごろには雲が取れるかなと思い登り始める。「雲海」ではなかなか良い展望、しかし、「押手川」を過ぎた辺りからガスってきた。風も冷たく、周囲の木々は凍りつき真っ白!山頂に着くと雲が諏訪湖の方からこちら(八ヶ岳)方面に向かって流れていて、景色が全く見えない!風も強く寒い!しかし、午後からは山頂の雲も取れる気がしたので、しばらく待ってみるかと思った矢先、急に雲間が広がり視界が開けてきた!この機会を逃したらいつまた視界が開けるか分からないと思い、急いで写真を撮る!そのうち、また雲に覆われてしまい、その間にカメラの電池交換をしたのですが(前日に入れ替えたばかりなのに寒さの為電池が不調)、指が一瞬にしてかじかんでしまい、動かなくなる!これは相当寒いなと思いながら次に雲が途切れるのを待っていたのですが、いくら待っても雲は過ぎ去ってくれず、諦めて山頂を下りる。青年小屋の冬季小屋で休憩。お湯を沸かしてコーヒー!山頂で取り出してザックの外側ポケットに挟んでいたペットボトルを見ると、シャーベット状になっていて、それも殆んど氷の塊に近い状態になっていた!ペットボトルを出してから1時間も経っていないのに!Pに下りても結構寒かった。この日は下界も相当寒かったらしい。帰り際、車中から八ヶ岳を見ると、雲はすっかり取れていた。もうちょっと遅くから登り始めれば山頂での眺望を満喫できたかもしれない。(2007年11月)
日帰り登山トップへ 帰りに「道の駅こぶちさわ」にある延命の湯へ寄った
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