日帰り登山へGO! > 神奈川県の山 > 塩水橋から丹沢山(日本百名山)を経て蛭ヶ岳へ!(往復)
蛭ヶ岳 ひるがたけ 標高1673m 丹沢山塊の最高峰! 地図リンク→ 国土地理院の地図 | |
塩水橋付近の駐車スペースから丹沢山経由で蛭ヶ岳山頂まで約4時間45分 | 山北町/相模原市 |
丹沢山地の最高峰で、神奈川県の最高地点でもある。山名の由来は、山容が猟師の山頭巾であるヒル帽子の形に似ているからとか、山中にヤマビルが多いからとか諸説あり。東丹沢主脈の中心にあり、山頂部は広く、蛭ヶ岳山荘があり、北へ姫次、南東へ丹沢山、西へ檜洞丸と登山道が延びる。丹沢大山国定公園のうち。 | |
中央自動車道相模湖東出口→国道20→国道412→県道513→地方道64→地方道70(秦野清川線)→しばらく進むと道幅狭くなります。キャンプ場を幾つか過ぎ、ヘアピンカーブのところに架かる塩水橋を渡り、そのもう少し先、右側(山側)に林道のゲートがある付近の路肩に駐車スペース(10台分くらい?)。トイレ無し。 | |
東名高速道路秦野中井→地方道71で国道246へ→国道246に出たら少し厚木方面へ進み、そのあと地方道70でヤビツ峠へ向かう→ヤビツ峠を越えて更に宮ヶ瀬湖方面へ→車道左側に林道へのゲート、その手前の路肩に駐車スペース。 |
※地方道70「1月7日から通行止め」と地方道70に入ったところの電光掲示板にでていました。いつまでなのかは未確認です。塩水橋から登る場合は要確認。(2008年1月)
※塩水橋付近の路肩の駐車スペース。停められる車の台数は、以前と比べるとかなり少なくなってしまったようです(2017年)。地図リンク → グーグル地図(ストリートビュー)
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宮ヶ瀬湖方面から塩水橋(しおみずばし)へ向かう (車・赤矢印→)
2008.1. 雪下出麦
塩 水 橋 の P ス ペ | ス へ 向 か う |
①宮ヶ瀬湖から地方道70を南下、 塩水橋を渡ってもう少し進むと 右に林道のゲート。そのそば路肩に 駐車スペースがあります。 |
・ | ② 林 道 入 口 コ コ か ら 登 る |
③ 瀬 戸 橋 |
林道ゲートから舗装された林道を進んでゆくと本谷川に架かる瀬戸橋が見えてきます。まずは橋を渡り、塩水林道を堂平へと向かいます。 ここから堂平雨量局の建物がある地点(塩水林道終点)まで 約4.6km。 下山は天王寺尾根→本谷林道を通ってここまで下りてきました。 |
④長らく林道を歩いてゆくと カーブミラーの所に堂平を指す 朽ちかけた道標が見えてきます。 ここから林道を離れ、山林の方へ入っていきます。 (2012年、この朽ちかけた道標は 無くなっていました。参照Ⅰ) |
⑤道標に従い小道を進むとすぐに小さな木の橋があり、それを渡ると コンクリートの小道。その道を少し進んだ所の左側に登り口の標識。 ここから山林の中へと入っていきます。 (2012年、こちらの朽ちた標識も無くなっていました。参照Ⅱ) |
⑥ 国土交通省堂平雨量局の建物がある地点が、塩水林道終点(塩水林道出合)にあたります。この林道を横切り、また山林へと入っていきます。 〔丹沢山まで2.9km〕 この辺り、横浜方面のビル群や海も見えます。 |
⑦ 途中、堰堤を横切り、更にずんずんと登って行き(この辺りの道、かなり凍っていました)、尾根上に出たところが〔丹沢山/天王寺尾根/堂平〕分岐点。丹沢山まであと1.2kmの地点。 下山時はココまで往路を戻り、来た時に通った堂平方面へは下りず、天王寺尾根を通って本谷林道へ出てそこから林道歩きで瀬戸橋まで出ました。 |
⑧ 分岐点から10分ほど進むと山肌が崩れた場所に出ます。鎖場注意! この辺りは丹沢山頂までの間のルート中、一番展望が開け、良い眺め!筑波山・都心のビル群・海などもよく見えました! |
⑨ も う ス グ 丹 沢 山 頂 ! |
最後に途切れながらも長く続く木の階段と木道を登ると丹沢山上部に出ます。 (〔丹沢山/宮ヶ瀬/堂平〕分岐点) そのあとは三角点のある山頂まで緩い上り坂。 あと200m! |
富士山が雄大な姿を見せます! |
⑩日本百名山 ◬丹沢山山頂! 標高 山頂部は広く、南北に長い。 大きなベンチ4台あり。 三角点があるのは山頂部南側。 中央の辺りにみやま山荘。 丹沢山の山バッジは¥500 トイレ¥100 みやま山荘公式ホームページ |
2014年4月の三角点標高改定によるものなのかなあ。最近、地理院地図(電子国土Web)を見たら、丹沢山の標高は10cm低くなって1567.0mとなっていた!2014.8.
⑪ 1等三角点(点名「丹沢山」)と山頂石標。 〔塔ノ岳2.5km/蛭ヶ岳3.4km/宮ヶ瀬11.0km〕分岐点 丹沢山のページも参考に! |
⑫ 次 に 蛭 ヶ 岳 へ 向 か う |
こ の 先 蛭 ヶ 岳 ま で |
上 り 下 り が 連 続 し ま す |
⑬ 休 憩 所 展 望 良 い |
↑不動ノ峰に上がる手前にあります |
⑭ 不動ノ峰 標高1614m 〔蛭ヶ岳1.9km/丹沢山1.4km〕 こちらも展望良いです。 この先、蛭ヶ岳へ至るまでの間に棚沢ノ頭、鬼ヶ岩ノ頭などの峰を乗り越えます。 |
⑮山座同定 不動ノ峰 からの展望 |
↓写真クリックで拡大します↓拡大した写真をもう一度クリックするとさらに拡大します↓ |
⑯ 鬼 ヶ 岩 |
こ ち ら も 展 望 良 い で す |
鬼ヶ岩 標高1608m [蛭ヶ岳0.9km/丹沢山2.5km] |
鬼ヶ岩からは岩場の急な下り。 そのあと登り返して蛭ヶ岳山頂です。 |
⑰▲蛭ヶ岳山頂! 標高1673m 神奈川県最高地点!丹沢山塊最高峰! 蛭ヶ岳山荘の先に山頂標があります。 山頂は広く、広いベンチ6台あり。 蛭ヶ岳の山バッジ¥500。 〔檜洞丸4.8km/姫次3.2km/不動ノ峰1.9km・丹沢山3.3km〕 |
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以前は、◬3等三角点(点名:蛭ヶ岳)があったようですが、現在は亡失となっています。 |
⑱ 蛭ヶ岳山頂から 富士山を望む! 山中湖も見えました! |
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⑳山座同定 蛭ヶ岳山頂 からの展望 写真クリックで 拡大します→ |
北東に宮ヶ瀬湖 |
都心部もよく見える! まさにコンクリートジャングル! 2012年、スカイツリー見えた! |
東に横浜のビル群 |
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㉑東南には江の島↑、南には真鶴が望めます→ |
蛭ヶ岳からの返りは、上の写真⑦の地点まで往路を戻り、そこからは天王寺尾根を通って下りてみました。道中、若干不明瞭なところがあるので、時間に余裕が無い場合などは来た道と同じルート、堂平方面へ下りたほうが無難かもしれません。
上写真⑦地点から天王寺尾根で下山。 ㉒鹿除けの網が所々に張られています↑ |
・ | ㉓最後に本谷林道に出ます。 塩水橋へは左、指導標の指す〔宮ヶ瀬〕 方面へ。 20分ほど進むと写真③の瀬戸橋に出ます。 (林道に出て右へ行った所には札掛への橋が架かっている) |
登山ルート
(往)P→丹沢山=3時間15分 丹沢山→蛭ヶ岳=1時間30分 (復)蛭ヶ岳→丹沢山→P=3時間35分
駐車スペース 塩水橋からヤビツ峠方面へもう少し進んだ所、地方道70から林道へ入るゲート付近・路肩に数台分の駐車スペース。写真②
↓約5分 ゲートの脇に入り口。舗装された林道を進む。写真②
瀬戸橋 写真③
↓約40分 瀬戸橋を渡ってそのまま塩水林道を堂平(林道終点方面)へ向かって上がって行く。
堂平への道標 ここから林道を離れ山道へ 写真④⑤
(2012年1月現在、堂平への指導標は朽ちて無くなっていました。入り口が分からず、そのまま舗装された林道を進んでも時間はかかりますが雨量局の建物のある地点に到達できます。)
↓約30分 山林の中の道。雨量局の建物のある地点までの近道。若干、急坂箇所あり。
国土交通省堂平雨量局の建物 再び舗装道(林道)に出る。塩水林道の終点。 写真⑥
↓約1時間10分 林道を横切り再び山林の中へ。丹沢堂平ブナの森を経る。
天王寺尾根上に出る 〔丹沢山/天王寺尾根(天王寺峠方面)/堂平〕分岐点 (写真⑦
↓約40分 途中山肌が崩壊した箇所あり。短い鎖場あり。その辺り好展望。写真⑧ さらに進むと木の階段と木道。写真⑨
◬丹沢山頂上! 1567.0m 1等三角点 みやま山荘 山頂は広いです。富士山の眺望。 写真⑩⑪
↓約40分 不動ノ峰に上がる手前に休憩所があります。写真⑬
▲不動ノ峰 1614m 写真⑭⑮
↓約10分
▲棚沢ノ頭
↓約10分
▲鬼ヶ岩ノ頭 1608m 写真⑯
↓約30分
▲蛭ヶ岳頂上! 1673m 蛭ヶ岳山荘 山頂は広い。丹沢山よりも広範囲の眺望、場所移動で合わせて360度展望。 写真⑰⑱⑲⑳
↓約1時間20分 来た道を戻る
丹沢山 写真⑩⑪
↓約35分 来た道を戻る〔[丹沢山/天王寺尾根(天王寺峠方面)/堂平〕分岐点 写真⑦
↓約1時間10分 天王寺尾根で下る 写真㉒
本谷林道に出る 写真㉓
↓約20分 塩水橋へは指導標の指す「宮ヶ瀬」方面へ進む。本谷川に沿って林道が通っている。
瀬戸橋 写真③
↓約10分
駐車スペース 写真②
※冬はアイゼン必携(一応持っていきましょう。)
蛭ヶ岳山荘で蛭ヶ岳のバッジを購入したら、今年一番初めにバッジを買ったお客さんと言われた。正月2日目で登山者もけっこういたのですが、バッジを買った人はまだいなかったようです。今年一番初めなんてなんとなく嬉しい。丹沢山頂のみやま山荘ではカモシカのレリーフされたバッジを購入。なんでカモシカが?と思い聞いてみると、「たま~にカモシカがいる」ということでした。帰ってから調べてみると、丹沢では比較的標高の低い場所にカモシカが現れるそうです。前に登った塔ノ岳同様、鹿は道中でたくさん見かけました(今回、山頂では見かけませんでした)。さて、山頂からの展望は、さすがに冬だけあって良い眺め。山だけでなく、都心のビル群など、双眼鏡で覗くと非常によく見える!よく知った街並みなどを俯瞰するのは面白い!翌日はさっそく友達とサンシャイン60に行き、展望台から丹沢の山々を望む。2008年1月
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みやま山荘公式ホームページ 蛭ヶ岳山荘(北丹沢山岳センターのホームページ)