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(大倉→塔ノ岳→新大日→行者岳→烏尾山→三ノ塔→大倉)周回
塔ノ岳 とうのだけ 標高1490.9m 3等三角点 人気のある丹沢山塊の一峰。山頂に人馴れした鹿が! | |
Pから塔ノ岳頂まで約3時間10分 | 神奈川県秦野市/山北町/清川村 地理院地図 |
丹沢山塊の一峰。昔、塔ノ岳の頂上に高さ5丈8尺ほどの尊仏岩と呼ばれる岩があり(地元では「お塔」と呼ばれた)、雨乞いの神・農神として山麓の人々に崇められ、また、その岩に生えていたコケにも薬効があるとされていた。山名の由来は、この「お塔」のある山ということで「塔ノ岳」となる。しかし岩は関東大地震で頂上から転落し、大金沢へ落ちてしまった。現在の山頂は360度見渡せる広い裸地だが、昔はブナ林で覆われていたらしい。登山者の増加や燃料用の伐採でしだいに今の姿に変容したという。山頂に尊仏山荘がある。丹沢大山国定公園のうち。 | |
東名高速道路秦野中井→地方道71→地方道62→(国道246を横切る)→つきあたり右折→[大倉入口]信号を左折→県道706を山のほうへ向かってず~っと進んでゆくと左側に24時間営業の民間駐車場、もう少しだけ先に進むと右側に秦野戸川公園の大倉駐車場があります。グーグルマップ 大倉駐車場:8時30分~17時(7/1~8/31は18時まで)・土日祝日と7/21~8/31は有料¥520 トイレは24時間開いています 24時間営業の民間駐車場:24時間営業、平日¥500/1日、土日祝¥800/1日) ~2014年現在~ |
【外部リンク】 ☞ 秦野戸川公園公式ホームページ
2007年2月 土脉潤起
①大倉駐車場 ②大倉登山口 〔塔ノ岳6.4km/大倉バス停0.6km〕 駐車場に車を停めたあとは 「大倉尾根0」地点です。 登山道口まで5分(0.6km)ほど車道歩き。 ここから、いよいよ山間へと入っていきます! |
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⑤金冷シ(きんひやし) 「大倉尾根43」地点 〔鍋割山2.2km/塔ノ岳0.6km/大倉6.4km〕分岐点 もうすぐ山頂! |
角 が 立 派 ! |
当然のように、普通に野生の鹿がいた!しかも逃げない。 |
⑥ 塔 ノ 岳 山 頂 ! 標 高 1 4 9 0 ・ 9 m |
◬3等三角点(点名:塔ヶ岳~処置保留~)が尊仏山荘のそばにありますが、もう、体をなしていない。 この山頂にも、かつては木々が生い茂っていたらしい。 山名の由来となった、「尊仏岩」「お塔」などと呼ばれていた大岩は、関東大地震で落ちてしまったらしい。 |
尊仏山荘の公式ホームページ【外部リンク】
⑦ 富 士 山 が 目 の 前 に ! |
塔ノ岳山頂は広い! 遮るもの無く広~い展望! 駐車場から 山頂まで約3時間10分 山頂に鹿が数匹居ました。 そして、 いいところに 鹿が現る! ↑写真クリックで↑ 拡大します |
塔ノ岳山頂からの展望 山座同定
写真をクリックすると拡大します↓拡大された写真をもう一度クリックするとさらに拡大
下山
⑧下山は、表尾根で三ノ塔を廻って大倉駐車場まで下りるルートをとりました。 塔ノ岳山頂→新大日→書策小屋→行者ヶ岳→烏尾山→三ノ塔 という具合に進みます。 各峰を通過するので上り下りが連続します。 (塔ノ岳山頂から三ノ塔まで約4.0km) 【鍋割山経由で下山する場合はこちら】 【さらに丹沢山へと向かう場合はこちら】 |
⑨ 尾 根 伝 い に 下 り る 登 山 ル | ト を 俯 瞰 |
行 者 ヶ 岳 の 手 前 は ガ ケ 鎖 場 で す |
仏果山から見ると、三ノ塔までの高低差はこんな感じです👉(仏果山のページのパノラマ写真)
⑩ ▲ 烏 尾 山 山 頂 |
頂 に 烏 尾 山 荘 |
三 ノ 塔 ま で |
も う 一 分 張 り ! |
⑪ 三 ノ 塔 山 頂 手 前 で 振 り 返 り 辿 っ て き た 道 を 望 む |
こ の ル ⼁ ト は 結 構 楽 し い ! |
⑫ 三 ノ 塔 山 頂 ! |
標高1204.7m◬3等三角点(点名:大平) 休憩所・方位盤・大きなベンチあり。 |
富 士 山 方 面 も 良 い 眺 め |
⑬ 三 ノ 塔 山 頂 か ら 大 山 を 望 む |
山 の 奥 に は 相 模 湾 も 望 め ま す |
三ノ塔山頂を少しだけ先に下りると〔塔ノ岳4.1km/戸川4.6km/ヤビ峠3.7km〕分岐。戸川方面へ三ノ塔尾根を下る。
参考として☞瑞穂ビューパーク屋上から見た丹沢山地(日帰り登山へGO!)
ちなみに・・・ 塔ノ岳山頂はこんな感じです
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【外部リンク】☞ 秦野戸川公園公式ホームページ
見晴茶屋公式ブログ
花立山荘のホームページ
堀山の家(表丹沢OMOTANホームページ)【外部リンク】
尊仏山荘の公式ホームページ 【外部リンク】
登山ルート
行き:大倉P~大倉尾根~塔ノ岳=約3時間10分 帰り:塔ノ岳~表尾根~三ノ塔~三ノ塔尾根~大倉P=約3時間10分
🅿大倉駐車場(県立秦野戸川公園) 写真①
↓約5分 車道を進む
登山口 (Pから0.6kmの地点。塔ノ岳まで6.4km) 「大倉尾根0」地点 写真②
↓約2時間45分 大倉尾根を行く。道中、所々で富士山や海が見える。花立山荘付近眺望良。
↓ (観音茶屋→山の家→見晴茶屋→駒止茶屋→堀山の家→花立山荘→) 写真③④
金冷シ [塔ノ岳0.6km/鍋割山2.2km/大倉6.4km]分岐点 写真⑤
↓約20分 もう少し!
◬塔ノ岳頂上!1490.9m(3等三角点) 広く視界の開けた山頂からは360度の眺望、絶景!長い角材が段状に並べられ、大勢の人が座れるようになっている。尊仏山荘があり、その前に三角点の様な形をした「距離標源」という物があった。方位盤、狗留尊仏如来像。写真⑥~⑧
↓約20分 三ノ塔方面へ表尾根を下りていく。途中、木ノ又小屋を通過。
▲新大日 1340m 新大日茶屋
↓約25分 書策小屋(廃屋になっていた)を通過。行者岳手前、ガケ・鎖場です。注意!
▲行者岳 1209m 写真
↓約15分
▲烏尾山 1136m 烏尾山荘 写真⑩
↓約30分 三ノ塔手前、ガレ場・急坂 写真⑪
◬三ノ塔 1204.7m(3等三角点) 山頂は広く360度の視界。三ノ塔休憩所、大きなベンチがある。大山は目の前、相模湾、箱根山、富士山、など眺望良!写真⑫⑬ 山頂を少し先に下りると[塔ノ岳4.1km/戸川4.6km/ヤビ峠3.7km]分岐点、戸川方面へ。(注ヤビツ峠へ下りると大倉駐車場へ戻れません)
↓約1時間 戸川方面へ三ノ塔尾根を下っていく。ここから樹間の中の道となります。
牛首 (コンクリートの道に出ます) 写真⑭
↓約30分
アスファルトの道に出る
↓約5分 しばらく進むと吊り橋が見えてくるので、吊り橋に向かって公園内に入る 写真⑮
風の吊り橋
↓約5分 「風の吊り橋」を渡ります(歩行者専用の大きくて長い吊り橋です)
🅿大倉駐車場に到着!(ビジターセンターの裏が駐車場)
◎塔ノ岳から往路(登って来た道)で下山する場合は、Pまで約2時間。ちなみに、塔ノ岳から丹沢山まで約1時間です。
塔ノ岳山頂は広く、眺望に優れ、ここでのランチ&休憩は最高でした。大きな富士山を見ながらのメシはウマイ!驚いたのは鹿が数匹居て、食事をしていると寄ってくる!どうやらココの鹿は人に慣れてしまっている様です。エサを与えるのは禁止ですが、きっと誰かがその可愛さに負けて与えてしまっているのでしょう。向うの方で食事をしていた人なんかは近寄ってきた鹿を、シッ、シッ!と追い払っていた。金冷シの先で牡鹿1頭、山頂で牡鹿と雌鹿1頭ずつ、新大日で雌鹿1頭を見かけました。どの鹿も、近づいても逃げませんでした。他の山で見かける鹿のように、ある一定の距離からは近づかなかったり、人の気配で山の斜面を駆け下りていくものと違って、学生時代に修学旅行で見かけた奈良の鹿みたいです。富士山を背景に鹿の写真を撮るのにはココの鹿は都合がいいです!さて、下山は表尾根を三ノ塔方面へ向かったのですが、霜が溶けて、登山道がドロドロ・グチャグチャ!非常に歩きにくく大変でした!しかし、この尾根道は周囲に木はほとんど無く景色も良く、ある程度の起伏に富み、今にも崩れてしまいそうな細い尾根道や崖などがあって、楽しい。三ノ塔の頂からの景色も素晴らしかったです。丹沢山、塔ノ岳登山が人気があるのが分かります。暖冬の為、2月なのに雪は全くありませんでした。 尊仏山荘で塔ノ岳のバッジ¥300 (2007年)
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