日帰り登山へGO! 番外編 鹿島神宮レイライン2⃣ 鹿島神宮→真西


鹿島神宮レイライン 2⃣ 真西ライン

鹿島神宮の真西には何があるのか!?


鹿島神宮から真西のレイラインも、鹿島神宮-富士山-阿蘇山-男女群島レイラインと同様、古事記の国生み神話に絡んでいる。日本の領土内においてのレイライン最西端は、隠岐諸島(おきしょとう)の島前(どうぜん)で、この島は伊弉諾(イザナギ)と伊弉冉(イザナミ)の二神が、淡路島から数えて3番目に生んだという隠岐之三子島(おきのみつごのしま)です。
そして、構造線とも絡んでいる点も興味深い。
ちなみに鹿島神宮真西レイラインをさらに西へ線を引っ張ってみると、大韓民国の慶尚北道の浦項市(ポハン市)東部に位置する九龍浦(クリョンポ)でした。龍が九匹か!ここは紀元前では辰国→辰韓、紀元では辰韓→新羅→高麗→李氏朝鮮となっていく。太陽の昇る方角を目指して日本にやってきてそのまま定住した人もいるだろう。
1900年代前半頃には、香川県の漁師が多く移住し、日本人町を形成していたらしい。
(各構造線のラインはだいたいの線です)

鹿島神宮から真西のラインも奥宮を基点としました。
鹿島神宮境内は武徳殿(剣道場・柔道場)を通過。
【外部リンク】👉鹿島神宮公式サイト
もう一つの、鹿島神宮-皇居-富士山レイラインのページはこちら。
鹿島神宮散策のページはこちら

このくらいの縮尺図に対してこのライン(赤線)の太さだと、ライン上・付近に引っかかる名所は多数ある。
糸魚川-静岡構造線と中央構造線が交差する諏訪湖の辺りに鹿島神宮真西レイラインが重なっているのは凄い!
狭義には秩父御岳山・赤岳(八ヶ岳)・杖突峠・守屋山・玉川観音以外はレイラインからそこそこ離れている。
【外部リンク】👉牛久大仏公式サイト  👉氷川神社公式サイト  👉三峯神社公式サイト  👉諏訪大社公式サイト

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赤岳山頂部杖突峠は、狭義でみても(細い線でも)レイライン上。赤岳西麓の原村や茅野市は縄文遺跡が多数あり、原村の阿久遺跡(あきゅういせき)は国史跡にも指定される縄文時代前期の祭祀場で、ストーンサークル(環状集石群)も発掘されている。諏訪大社上社の御神体である守屋山は、山頂こそ通っていないが山頂に近い北腹をレイラインが通っている。杖突峠においては、ちょうど守屋山登山口の駐車場の辺りをレイラインが通っている。
日本の「へそ」ともいわれる諏訪湖の南東側、2つの構造線が交わる辺りで鹿島神宮レイラインとも交わっているのは興味深い。
こういう場所はパワースポットなのかなあ。
地図を見ていると、諏訪湖の北側にある諏訪大社下社春宮・秋宮と、南東側にある諏訪大社上社本宮・前宮は、はるか昔、くっついていたように思える。
ちなみに諏訪湖の中央は、諏訪市と下諏訪町と岡谷市の境界なのですが、その辺りは鹿島神宮奥宮から直線距離にしてジャスト230.00㎞でした。諏訪大社下社春宮も230.00㎞(地理院地図のツールで計測)。この距離数に、なにか意味はあるのか?この先、もっと意味ありげな距離数の地点がある!!(→隠岐諸島)
(構造線のラインはだいたいの線です)
鹿島神宮奥宮(0.00㎞)赤岳(204.31㎞)、阿弥陀岳(205.33㎞)、杖突峠(226.51㎞)、守屋山(229.26m)、諏訪大社上社前宮(225.64㎞)、上社本宮(227.00㎞)、諏訪湖(おおよそ227~233㎞)、下社春宮(230.00㎞)、下社秋宮(229.60㎞)
諏訪大社上社本宮―下社春宮間⇒9.90㎞
諏訪大社上社前宮―下社秋宮間⇒10.10㎞
(距離数は地理院地図のツール計測による)
諏訪大社の狛犬(日帰り登山へGO!「長野県の狛犬」のページ)

八ヶ岳の最高峰、赤岳。三角点の南側、阿弥陀岳への登山道分岐の辺りをレイラインは通っています。
鹿島神宮から南西方面へのレイライン上にある富士山とは、「八ヶ岳と富士山の背比べ」伝説があり、石長比売(いわながひめ)と木花之佐久夜毘売(このはなのさくやびめ)の関係もある。何か深い意味があるのかな?
赤岳山頂はパワースポットかな?
日帰り登山へGO!赤岳のページ

本州においての鹿島神宮奥宮からの真西端は、越前岬の南側にある玉川観音。日本海へと抜ける手前に、織田信長の祖先の地である劔神社がレイラインの近くにあった。
劔神社の狛犬(日帰り登山へGO!「福井県の狛犬」のページ)
玉川観音(玉川洞窟観音)の入口
鳥居をくぐった先にトンネルのような感じで作られた人工洞窟の中に観音様が祀られています。以前は自然の洞窟の中に観音様が祀られていたのですが、平成元年(1989)に岩盤崩落事故が起き、新しく作り直されています。なんか、新興宗教の施設みたいな感じだった。
だが、しかし、ここは鹿島神宮の真西レイラインの、本州においての最西端だ!
玉川洞窟観音の駐車場から西を望む。が、隠岐諸島は見えなかった。
玉前観音から隠岐諸島の島前までざっくりと260㎞。
【外部リンク】👉劔神社公式サイト  👉玉川観音公式サイト

鹿島神宮レイラインと日本海側の一ノ宮神社
日本国内においては隠岐諸島が鹿島神宮真西ラインの最西端(狭義には隠岐諸島の島前(どうぜん)知夫里島の南側沖を通る)。
【外部リンク】👉氣比神宮公式サイト  👉若狭彦神社(・若狭姫神社公式サイト  👉籠神社公式サイト

 👉出石神社公式サイト  👉粟鹿神社(朝来市観光協会ホームページ  👉宇倍神社公式サイト

 👉倭文神社公式サイト  👉熊野大社公式サイト  👉出雲大社公式サイト  

 👉伊勢命神社(島根県神社庁ホームページ  👉水若酢神社(島根観光ナビホームページ

 👉玉若酢命神社公式サイト  👉由良比女神社(島根県神社庁ホームページ

古事記の国生み神話で、淡路島、四国の次に生まれたのが隠岐島。古事記に書かれる隠岐之三子島(おきのみつごのしま)は、隠岐諸島の島前(どうぜん)といわれる(島前は知夫里島(ちぶりじま)・西ノ島・中ノ島の3島からなる)。
その知夫里島の南側沖にレイラインは通る。(陸地の部分からレイラインは離れているが許容範囲とする。鹿島神宮の範囲内とされる沼尾神社から真西のラインをひくと知夫里島の陸地を通る。)
西ノ島に隠岐国一ノ宮の由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)がある。
鹿島神宮奥宮から由良比女神社まで、直線距離で689.19㎞。
島後(どうご)の方の水若酢神社(みずわかす)も隠岐国一ノ宮で、こちらは鹿島神宮奥宮から665.64㎞。
ここで気付いた。あれっ、もしかしたら・・・!
ありました!奥宮から666㎞地点!
島後の高田山(標高315m)山頂が、奥宮からジャスト666.00㎞地点でした!
凄い!お宝埋まってるかな?歴史的大発見があるかも!?
666は獣(悪魔)の数字と言われるが、弥勒(ミロク・6が3つだから)の数字とも言われる。
縁起悪いのか?良いのか? とにかくパワーのある数という。
鹿島神宮奥宮(0.00㎞)伊勢命神社(666.94㎞)、水若酢神社(665.64㎞)、玉若酢命神社(659.88㎞)、高田山(666.00㎞)、由良比女神社(689.19㎞)
ちなみに奥宮から大韓民国の九龍浦の海岸線まで約998.2㎞。ほぼ1000㎞だ!
(距離数は地理院地図の計測ツールによる)
鹿島神宮-皇居-富士山レイラインはこちら
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【外部リンク】👉地理院地図   👉グーグルマップ
 鹿島神宮レイラインは不思議だ。2つのレイラインがどちらも構造線と絡んでいるのが凄い。糸魚川-静岡構造線の東側の、関東に隠れる未確認の中央構造線も、きっと鹿島神宮レイラインに絡んでいるだろう。鹿島神宮凄い!