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三峰山 三峯神社周辺、電子基準点峰と奥宮妙法ヶ岳)〕


三峰山 みつみねさん 標高1127.3m (三峯神社周辺) &
 &  妙法ヶ岳 みょうほうがたけ 標高1332m (三峯神社奥宮
埼玉県秩父市 地図リンク→ グーグル地図(三峰神社)   地理院地図(三峰山)  地理院地図(妙法ヶ岳)
駐車場から神社拝殿=約15分 神社拝殿から三峰山=約15分 奥宮参道入口から妙法ヶ岳(奥宮)=約55分
三峰山:秩父湖の南東に位置し、秩父多摩甲斐国立公園に属す。古くは雲取山、白岩山、妙法ヶ岳の三つの山を称して三峰山と呼んでいたが、現在は三峯神社の鎮座する山を指すことが多い。その山頂は三峯神社の北西0.6kmに位置する電子基準点の設置された地点(標高1127.3m)。また、この電子基準点から北へ280mほど下りたところには三角点(3等三角点:基準点名「三峰」標高1101.4m)が設置されている。かつて、当山東麓の大輪(旧大滝村、現秩父市)から山頂付近まで三峰山ロープウェイが通っていたが、2006年5月19日から運休に入り、翌2007年12月1日に廃止となった。
妙法ヶ岳:標高1332m。秩父郡の旧大滝村(現秩父市)の山。三峰山と霧藻ヶ峰間の中間点(1350m)から北東へ分岐する尾根上に位置し、三峰神社の東南東1.7kmに位置する。山頂には三峯神社の奥宮がある。「妙法」は法華経のこと。秩父多摩甲斐国立公園のうち。
関越自動車道所沢→国道463→国道299→国道140→道の駅大滝温泉を左手に見ながら通過。そのまま国道140を進むとやがて三峯神社を指し示す道路標識が見えてきます。さらに少し進んで中津川を渡ったところの信号を左折(左右どちらとも国道140ですが、三峯神社への道は左です。三峯神社への看板あり。)→三峰神社を指し示す道路標識のある信号に来たら左折。ここから県道278を進む(二瀬ダムの東端)。→三峰駐車場¥510(8時~18時)(かなり広いですが、土日祝日など混雑が予想されますので注意)
ちなみに、電車で行く場合:秩父鉄道三峰口駅下車→三峯神社行きバス乗車(三峰口駅改札出て正面にバス停)→三峯神社(終点・駐車場に入った辺りにバス停)  【外部リンク】西武バス三峰口駅時刻表:〈M4急行〉三峯神社行き(西武バスホームページ)

【外部リンク】三峯神社ホームページ

  2016.1.雪下出麦






お正月だったので満車です。
 まずは神社へお参り!














ここで朔日限定の
 白い「氣」お守りの整理券を配布してました。
(このタイプの鳥居を三つ鳥居というらしい)





 神仏混淆、寺院色の強い江戸時代までは、
 仁王門でした。
 

三峯神社は、古くは、天台修験の三峯観音院(観音院高雲寺)でした。明治維新後、新政府による神仏分離令や廃仏毀釈をきっかけに寺から神社となりました。現在の随身門は、かつては仁王門で、仁王像が置かれていたのですが、その仁王像は埼玉県鴻巣市の勝願寺に移されたそうです。また、仁王門の前には池があったようです。


三峯神社拝殿
 拝殿前の石段両脇に立つ杉の木は樹齢800年といわれる大杉です。

お参りしてから白い「氣」お守りを入手。
タダかと思っていたが、¥2000だった!!でも美しいお守りです。


参拝したあと三峰山山頂を目指す!
(本来、三峰山とは妙法ヶ岳・白岩山・雲取山の三山を総称していうのですが、これから目指すのは三峰神社にほど近い、神社の北西に位置する電子基準点の設置された1127.3m峰を三峰山山頂としました。)


⑤拝殿の隣の社務所の奥、興雲閣前の広場を通過。北西へと続く道を進みます。
 (お正月なので福引をやっていました。三峰神社の箸が当たった!
  今年はこの箸でご飯を食べて福を取り込もう!)

【外部リンク】興雲閣ホームページ









⑥縁結びの木の前を通過、        遠宮 (御仮屋おかりや
次に見えてくる遠宮の鳥居前も通過。  石段を上ったところにお宮があり、
(縁結びの木は、この裏手の山の斜面に         狛狼(大口真神)がたくさん居ます。
立っています。)

三峰神社の狛狼達

⑦裏参道の白い鳥居
 見えてきます。
 建物のあるほうの道へ入って
 少し進むと右側にコンクリートの
 坂道があるので、そこを上がって
 いきます。
(白い矢印は山頂からの戻りのルート)
 
三峰浄水場
 坂を上りきる手前に
 三峰簡易水道三峰浄水場。
 坂を上りきったところ(浄水場の横)が
 山頂です!

三峰山山頂

三峰山 標高1127.3m 「展望の丘」と名付けられています。電子基準点(No.020958)があります。(基準点名:埼玉大滝)
山頂は広く、コンクリートの道が通っています。展望はまあまあ。
地形図上では名も無い峰ですが、ここから北へ道を下りたところに3等三角点(基準点名「三峰」)もあります。下写真⑪
(このページ下の写真㉓は妙法ヶ岳からこちら側を見た展望写真です。)


電子基準点:地上約2万kmの高さを周回するGPS衛星から出された電波信号を受信しています。受信したデータは、つくば市にある国土地理院にリアルタイムで転送されています。この受信データで正確な位置を求めて土地の測量や地図作成の基準点として利用されています。また、地震・火山噴火等の重要な地殻変動の監視を行っています。



⑩山頂からの展望

⑪山頂を通り過ぎ、北へ延びる道を下りて行くと
 右へと曲がるヘアピンカーブにさしかかります。
 この地点の道から左へ外れたところに3等三角点が設置されています。
3等三角点(基準点名:三峰)標高1101.4m

 ⑫ヘアピンカーブを曲がって少し進んだ所に分岐点。
   〔神庭・岡本バス停3.7km/三峰神社800m〕の道標
昔はここにロープウェイの山頂駅がありました。(下写真⑬)
今は広場となっています(トイレあり)
 ※こちらのトイレ使用できなくなっていました(2022年)







ありし日の三峰山頂駅 といってもこの写真を撮った時にはもう運休していました。

三峰ロープウェイ 三峰山頂駅きりも
 かつて上写真⑫の場所にありました。

1964(昭和39)年開通、2006(平成18)年5月19日から運休、2007(平成19)年12月1日廃止。麓の大輪駅(大滝村(秩父市))-三峰山頂駅を約8分でつないでいました。
ちなみに、二瀬ダム-三峯神社間を結ぶ三峰観光道路は1967(昭和42)年開通。



⑭上の写真⑦の地点に
戻ってきました。
鳥居はくぐらず、往路を戻ります。
神社拝殿まできたら
そのまま真っ直ぐ進み、
祖霊社、国常立神社、
摂末社の前を通過、
奥宮遥拝殿へ向かいます。

奥宮遥拝殿(見晴台)
  から見た奥宮(妙法ヶ岳)。

次は奥宮を目指します。一旦、駐車場の方まで舗装された道を通って戻りました。
(遥拝殿から下写真⑯と⑰の間に出る登山道もあります)










⑯駐車場へは下りず、おみやげ屋さんのある通りを南東に進むと
   「奥宮参道入口」の石標が立っています。雲取山登山口でもあります。
〔三峰神社本殿550m
     /妙法ヶ岳(奥宮)2.5m、霧藻ヶ峰3.6km、雲取山10.5km〕







鳥居をくぐります。
 (鳥居の足元に登山届箱があります)
(奥宮参道入口から約5分)

⑱登山口から2つ目の鳥居。このタイプの鳥居は両部鳥居というらしい。
妙法ヶ岳(奥宮)へは、この鳥居をくぐる。
〔奥宮(妙法ヶ岳)/霧藻ヶ峰・雲取山/三峰神社〕分岐点。道標あり。
(1つ目の鳥居から約10分)
(直接、霧藻ヶ峰・雲取山へ向かう場合は鳥居をくぐらず)

⑲登山口から3つ目の鳥居東屋
〔妙法ヶ岳(奥宮)0.6km/霧藻ヶ峰2.2km
  /三峰神社1.9km〕分岐点
  (2つ目の鳥居から約20分)

⑳登山口から4つ目の鳥居
(昭和48年に建立されたもの)
この鳥居が最後の鳥居です。(3つ目の鳥居から約10分)
この先は少々険しい道となります。

 朽ちかけた木段        急な石段             鎖場
㉑山頂までもう少し!4つ目の鳥居から約10分で山頂です。最後は急な石段と鎖場。

朽ちかけた木段
(上の写真㉑の左側)は、
工事現場などに
あるような鉄製の
階段に改修されて
いました。(2019年)

妙法ヶ岳山頂標高1332m 狭い山頂に石祠の奥宮が鎮座。
石灯篭、秩父宮殿下御登山記念碑、石碑があります。
小さい狛狼(眷属の狼)もたくさん!
秩父地方は狛犬ではなく、たいがい狼(=大口真神)がいる。


























写真クリックで拡大します拡大された写真をクリックするとさらに拡大











(飛行機雲と日本武尊像)
















妙法ヶ岳の山バッジ代わりに奥宮の御朱印を頂いてきました。
(三峰山の山バッジはあるのですが、妙法ヶ岳の山バッジは無い)
御朱印帳を持っていなくても大丈夫でした。社務所にて¥500 (2019年2月)

三つ鳥居の扁額


上写真(2)の三つ鳥居に掲げられている扁額なのですが、「神」と「社」の字に、本来の漢字には無い「」が余計に付いています。捨て筆、補空、咎無し点などと呼ばれ、字のバランスを補うためのものらしいのですが、それ以外に、なにかもっと秘密な意味が隠されている様な気がしなくもない。


登山ルート
駐車場から神社拝殿=約15分 神社拝殿から三峰山=約15分 奥宮参道入口から妙法ヶ岳(奥宮)=約55分

写真(1)~(16)
🅿駐車場
約15分
三峯神社拝殿
約15分興雲閣前の広場を抜け、
縁結びの木、遠宮の前を通過
三峯山山頂
約20分山の北側を下りて、そこから
山の東側を周って戻る
三峯神社拝殿
約5分
奥宮遥拝殿
約5分
駐車場の上の通り
 
 ↗
写真(16)~(22)
奥宮参道入口
約5分 約5分
登山口から1つ目の鳥居
約10分 約5分
登山口から2つ目の鳥居
約20分 約15分
登山口から3つ目の鳥居
約10分 約5分
登山口から4つ目の鳥居
約10分  約10分
妙法ヶ岳奥宮)山頂!

日帰り登山のページ

帰りの立ち寄り湯「道の駅 大滝温泉

興雲閣にも立ち寄り温泉があります。今度行ったときは入ろうっと!

三峯神社の狛狼(山犬様)
」お守り


三峰駐車場から雲取山に登る!

麓から表参道で登って神社参詣

神社拝殿から裏参道で神庭・岡本バス停へ下山


【外部リンク】 三峯神社ホームページ

バスで三峰口駅へ向かう場合
【外部リンク】 西武バス、三峯神社時刻表(西武バスホームページ)

久しぶりに再訪!お正月に行ったので駐車場にたどり着くまで大渋滞でした!お目当ての朔日(毎月1日)限定の白い「氣」お守りは難なくすんなりとGet!初詣お年玉福引券なるものも貰ったので福引きをやったら箸が当たった!今年はこの箸でご飯を食べて福を得るんだ!(2016年1月)

またまた再訪。妙法ヶ岳(三峯神社奥宮)に登ったところ、山頂の片隅に、奥宮参拝の御朱印を授与しているとの旨の小さな案内書きを発見。おっ、これは登頂記念にイイ!三峯神社の社務所にて頂いてまいりました。 (2019年2月)