日帰り登山へGO! > 栃木県の山 > 大岩山から行道山、浄因寺を廻って巻道で大岩毘沙門天に戻る。
☞ 大岩山までの登山ルートはこちら(毘沙門天 男坂口駐車場から登る)
大岩山頂→行道山頂→寝釈迦→浄因寺→巻道→大岩毘沙門天→男坂→男坂口駐車場
2025.4.
![]() 大岩山頂(標高417m)から行道山頂(標高441.7m)へ向かう 15分~20分 |
大 坊 山 か ら 撮 影 |
![]() ①大岩山 山頂北側から一旦下ります。 (大岩山頂から行道山頂へ続く尾根道を行く) |
大岩山から行道山まで登り下りするが高低差は小さい。
![]() ②しし岩 尾根上に大きな岩が露出。 しし岩と名付けられている。 |
![]() ③行道山山頂 (石尊山見晴台) 標高441.7m ◬3等三角点(点名:板倉) (大岩山から約15分) |
![]() ④浄因寺へは、山頂の北側から尾根を下る。 |
![]() ⑤ 仏法僧峠 行道山(石尊山見晴台)と後行道山(434M峰)の鞍部。 [後行道山/行道山浄因寺0.5㎞/石尊山見晴台0.2㎞]分岐。 行道山頂(石尊山見晴台)から約3分 |
![]() ⑥後行道山山頂 標高434m (仏法僧峠から2,3分) 林の中の小峰。展望は無い。今でも冬になれば葉が落ちて木立の隙間から石尊山見晴台くらいは見えるのかな。 以前登った時には無かった山頂標が立っていた。後行道山というのは正式な名称なのか?通称か? (地理院地図を最拡大すると、こちらの峰のほうに「行道山」の名が記されている) 仏法僧峠も以前は無名の鞍部だった気がするが、新たに名付けられたものか?地元では昔からそう呼ばれていたのか? |
仏法僧峠まで戻り「行道山浄因寺」方面へ下る。
![]() ⑦分岐[行道山浄因寺0.2㎞/寝釈迦/石尊山見晴台0.5㎞] 道標の横にある小岩峰の上に寝釈迦像は安置される。 (仏法僧峠からここまで約10分) |
寝釈迦を見に行く。(寝釈迦像まで約1分)
![]() ⑧寝釈迦 (奥の院) 行基上人が分骨入定された場所と伝わる。 ここは7年前と変わらず。 |
![]() ⑨寝釈迦の安置されるこの岩峰は たくさんの仏像とともに四十九院供養塔、 宝篋印塔などもある。 少し下にテーブルベンチのある展望台アリ。 寝釈迦像は享保四年(1719)銘(徳川8代将軍吉宗の頃)、 四十九院供養塔も享保四年銘 宝篋印塔は文和?年銘 (文和は1352-1356年・南北朝時代にあたる)。 |
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⑩ 歴代住職のお墓が並ぶ地点。 そのままさらに下って行く。 |
![]() ⑪熊野社 壊れてしまったのか?ブルーシートで完全に覆われている。 石段を下ると、すぐ下に浄因寺。 |
![]() ⑫鐘楼を右に入ると浄因寺本堂、清心亭。 (寝釈迦=奥の院からここまで約15分) |
浄因寺本堂で参拝&清心亭の様子を見に行ってみる。
![]() ⑬清心亭(せいしんてい) 崖の上に建つ懸造りの茶室。 7年前(2018年)と変わっていない(季節は違うが・・・)。相変わらず立入禁止だ。 (石段を上がることは禁止されている。いつまでこの状態が続くんだろう。) 【参照】日帰り登山へGO!行道山のページ 天高橋(てんこうきょう)の下をくぐって奥へ進むと、モノレールの終点とトイレがあります。 モノレールは相変わらず稼働していないが、トイレは電気が通っているようで利用可能と思われる。 |
写真⑫の地点に戻り、石段を下って行く。
![]() ⑭山門をくぐり、石段をさらに下る。 |
![]() ⑮2つ目の山門をくぐり、もう少し石段を下ると六地蔵が見えてきます。 |
![]() 六地蔵から少し下に東屋が見えます。 |
⑯石段の途中に六地蔵。 実際は12体(6×2列)。 御真言は「オン カカカ ビサンマエイ ソワカ」 |
![]() ⑰東屋 (浄因寺本堂から約5分) 毘沙門天へ戻る巻道は ココから入って行きます。 (そのまま100mほど石段を下りて行くと 浄因寺駐車場です) |
![]() ⑱東屋の裏手にあるモノレールの軌道を 少し下って、巻道へ入る。 |
巻道は行道山・大岩山の東側山腹斜面の樹林帯の中を天空東公園まで通っています。
2ヶ所くらい道の分かりにくい所がありましたが、ピンクのテープが巻かれた木が所々にあるので、それが目印。
![]() ⑲天空東公園に到着。車道に出る。[大岩毘沙門天0.4㎞/大岩山/浄因寺(巻道)]分岐 道標の指す毘沙門天の方へ。ハイキングマップあり。(トイレは西公園にあります) (浄因寺石段途中にある東屋からここまで約35分) |
天空東公園から毘沙門天を経て石段を下り、叶権現分岐(子種岩がある地点)まで往路を戻りました。
(天空東公園の東端=車道の端っこからも毘沙門天へ戻れます。その場合、毘沙門天の御神木であるスギの木の辺りに出ます。)
![]() ⑳子種岩と叶権現分岐[男坂女坂/叶権現/大岩毘沙門天] (天空東公園から毘沙門天本堂を経てココまで約10分) 帰りは男坂を下って駐車場へ戻ることにしました。 男坂女坂方面へ少し進んだところに県文化財の石造層塔があります。 |
![]() ㉑大岩山石造層塔 栃木県指定文化財 建長八年(1256)丙辰四月造立(鎌倉時代)。 凝灰岩製の供養塔。法界定印を結ぶ大日如来が陽刻されている。 半壊状態ではあるが、紀年銘がある層塔としては栃木県で最古のものらしい。 |
![]() ㉒[男坂/女坂/叶権現・毘沙門天]分岐 (叶権現分岐から約1分) 女坂を指す道標だけ立っています。 そばにある岩の辺りは見晴らしが良く、両崖山・天狗山方面の展望が開ける。 |
![]() ㉓男坂 初めだけ岩場の急下り。そこを過ぎると尾根の下り道。 |
![]() ㉔東屋の横を通過。ここを過ぎた辺りから砂岩の急坂下りとなる。けっこう滑りやすいので注意。 (地面が湿っていたり濡れている時は、さらに滑りやすい。大雨が降れば明らかに川となるような道。) |
![]() ㉕最後に石段を下って注連柱しめばしら(石柱門)のある登山口(男坂口)に到着。 車道を挟んで左側に旧サンフィールド・毘沙門天 男坂口駐車場。 (叶権現分岐・子種岩から約20分) (ここから男坂の石段を見ると、ず~っと奥の方まで続いているように見えるが、この石段は短い。) |
ちなみに・・・女坂で下りるとここに出ます。![]() 女坂口 「多門道 女坂」と刻まれた標石が立っています。 (叶権現分岐・子種岩から約20分) 女坂口から男坂口駐車場までは車道歩き。女坂口の下にある女坂公園を通り過ぎ、さらに車道を下って行くと男坂口駐車場。 (女坂口から男坂口駐車場まで約5分) |
登山(下山)ルート
大岩山頂から行道山頂、浄因寺を巡って巻道で大岩毘沙門天に戻り、男坂で駐車場へと下山。約2時間05分。
大岩山山頂 標高417m |
↓約15分 |
行道山山頂(石尊山見晴台) 標高441.7m 三等三角点 |
↓約3分 |
仏法僧峠 |
↓約10分 |
寝釈迦像(奥の院) |
↓約15分 |
浄因寺本堂・清心亭 |
↓約5分 |
東屋 |
↓約35分 巻道 |
天空東公園 |
↓約3分 |
天空西公園・トイレ |
↓約3分 |
毘沙門天本堂 |
↓約5分 |
叶権現分岐・子種岩 |
↓約1分 |
男坂・女坂分岐 |
↓約20分 男坂で下りる。(女坂で下りた場合約25分) |
男坂口駐車場(旧サンフィールド駐車場) |
隣りの山 ☞ 行道山(浄因寺駐車場から登る)
【参考として】 大岩山毘沙門天公式ホームページ(外部リンク)